2022年7月16日土曜日

スチュワート・コープランド (ポリス・ドラマー)



7月16日は、アメリカのミュージシャンでドラマーのスチュワート・コープランドの誕生日です。70年代後期から80年代前期に一世を風靡したイギリスのロックバンド「ポリス(The Police)」のドラマーとしての活動が最も有名。

スチュワート・アームストロング・コープランド(Stewart Armstrong Copeland、1952年7月16日 - )は、アメリカ合衆国のプロミュージシャンである。イギリスのロックバンド、ポリス(The Police)のドラマー。3人編成という少人数バンドで、手数が多いのにもかかわらず曲に彩りを与え歌を引き立たせる独自のドラムスタイル。複雑なリズムを叩きながらも同時にハーモニーも歌う。ロックドラムに留まらず影響を与え続けているドラマーの一人。ポリスの活動以外にもいくつかのバンドでの活動をしつつ、一方で、コッポラ映画などでのサウンドトラックを手がけ、オーケストラを率いての公演もおこなう。ドラムやパーカッション以外にも管楽器、弦楽器、鍵盤楽器など多くの楽器を演奏し、オーケストラのスコアリングも自らおこなう。

2010年の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて、第7位。

精密かつエネルギッシュで、スネアドラムではなくバスドラムでバックビートを打つという、レゲエに影響を受けた革新的なドラムスタイルで知られる。彼の独特のサウンドの特徴は、硬くてハイピッチにチューニングした“クラック”スネアドラムとリムショットをその中心に置き、しばしばハイハットとバスドラムだけで演奏される手数の多い巧みなハイハットワークにある。ポリリズムを用いるアプローチは、同時代のドラマーに大きな影響を与えるその独特なプレイスタイルを確固とするものである。ただし「ポリス・ライヴ」などを聴くと、かなりリズムが「走る」タイプのドラマーであることがわかる。高橋幸宏は、彼のドラミングについて、タイミングが前であること、フラムの多用を特徴として挙げている。

また、その高い技術・腕前を見せるというよりも、歌・楽曲への敬意としてグルーヴ感を強調するプレイで知られる。このことの大切さを、ドラム・クリニックでも強調している。その時コープランドは、観客に何かを示せる数少ない現代のドラマーの1人だ、と紹介され、シンプルなロックのビートを2分間、叩いてみせた。たった2分間にも関わらず、彼のプレイの微妙な変化はグルーヴ感を増し、観客の心を満たしてみせた。シンプルでありながら楽曲を壊す事のない、しかしそれでいて存在感のあるプレイスタイルが彼の持ち味と言えよう。

グリップはレギュラーグリップで、ほぼ全曲の演奏をこなす。左手のスナップや指先のコントロールは絶妙である。

引用元:スチュワート・コープランド - Wikipedia




ポリス (バンド) - Wikipedia アンディ・サマーズ、スティング、スチュワート・コープランド



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