2023年8月21日月曜日

二瓶正也 (二瓶正典)



8月21日は、俳優の二瓶正也(にへい まさなり)の命日です。「ウルトラマン」の科学特捜隊のイデ隊員役がお馴染み。2021年8月21日没。80歳。

二瓶 正也(にへい まさなり、1940年〈昭和15年〉12月4日 - 2021年〈令和3年〉8月21日)は、日本の俳優。本名および旧芸名、二瓶 正典(にへい まさのり)。

東京府東京市麹町区永田町出身。永田町小学校(廃校)、麹町中学校、専修大学附属高等学校卒業。二瓶事務所を経て、メセナに所属していた。

実父はドイツ人。映画が好きであったことから、高校3年生時に俳優を志し東宝芸能学校の夜間部に入る。

1960年に東宝第15期生ニューフェースとなり、しばらくは大部屋生活が続く。1961年、岡本喜八監督作『暗黒街の弾痕』の「殺し屋B」でデビュー。コミカルな役柄を得意とし、東宝の専属俳優として活躍した。特に岡本喜八作品の常連となる。1962年に『妖星ゴラス』で特撮作品に初出演。宇宙パイロット役を演じるが、本格的な東宝特撮映画出演はこの1本に留まった。1963年には若大将シリーズ『ハワイの若大将』で運動部のマネージャー江口役に抜擢された。この役はシリーズを通して江原達怡が演じていたが、泳げないため海に落ちるシーンを嫌って降板した。そのため、この作品のみ二瓶が演じた。

1966年、『ウルトラマン』(TBSテレビ/円谷プロダクション)で科学特捜隊のイデ隊員役に起用された。コミカルで人間味豊かなキャラクターは高い人気を得て二瓶自身の代表作となった。その後も『マイティジャック』(1968年)、アニメ『ザ☆ウルトラマン』(1979年)では前述のイデ隊員を意識したトベ隊員の声を担当するなど、円谷プロダクション作品に出演することとなる。

テレビドラマと並行して、引き続きクレージー映画等に出演していたが、1969年に東宝を退社。フリーとなり、大きな身体とにぎやかな声を活かして『ぎんざナイトナイト』などのテレビ番組の司会やCMなどで幅広く活躍。

1980年代後半に鎌倉市に引っ越し、1990年代には不動産業等の実業家としての活動が中心となり、芸能活動は控えるようになった。しかし、1990年代半ばにはウルトラシリーズブームの再燃もあり、再び円谷プロダクション作品に顔を出すようになる。1997年に『総理と呼ばないで』(フジテレビ)で久々のドラマレギュラー出演を果たした。2005年には『ウルトラマンマックス』にダテ博士役でセミレギュラー出演した。近年はビルオーナーをしており、芸能関連の仕事はウルトラマン関係のイベントが多かった。

2021年8月21日、誤嚥性肺炎のため死去。80歳没。

引用元:二瓶正也 - Wikipedia











人気の投稿(過去7日間)