8月20日は、イングランド出身のミュージシャン・ボーカリストのロバート・プラントの誕生日です。世界的なハードロックバンド「レッド・ツェッペリン」のボーカリストとしてよく知られる。
ロバート・アンソニー・プラント(Robert Anthony Plant CBE, 1948年8月20日 - )は、イングランド出身のロックミュージシャン、ボーカリスト。
世界的なハードロック・バンド「レッド・ツェッペリン」のフロントマン。ブルージーなハイトーン唱法の第一人者でもあり、音楽界に大きな影響を与えている。2009年「大英帝国勲章」受勲。
レッド・ツェッペリンでのハイトーン、パワフルでワイドレンジなボーカルは、音楽界に衝撃を与え、ツェッペリンはたちまち世界のトップバンドとなった。ボーカルスタイルの一つのあり方を確立し、以後のロック、ハードロック、ヘヴィメタルの歌唱法に多大な影響を与えた。フレディ・マーキュリー、スティーヴン・タイラー、ボン・スコット、デイヴィッド・カヴァデールなどの同世代のロックボーカリストから、アクセル・ローズ、クリス・コーネル、セバスチャン・バック、ジャスティン・ホーキンス、ジャック・ホワイトなど、後の世代のボーカリストにも影響を与えている。ペイジは「もし声帯を使ったオリンピックみたいなものがあれば、間違いなく全種目金メダル」と評している。ただし、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズは「俺の耳にはいささかアクロバットじみて聴こえる」と嫌っている。
しかしながら、長いツアー生活による酷使により喉を痛め、かつてほどの高音は出せなくなった。1972年まではまだ調子により高音が出せていたが、1973年以降は出せなくなり、以降は楽曲によってはキーを下げて歌っている。1974年頃に声帯の手術を受けたという説もある。以降は高音のシャウトに頼らない歌唱法に切り替えている。
2007年の一夜限りの再結成を除いて、プラントがペイジ、ジョーンズと共に音楽活動を行う機会はなくなっている。2014年にも、再結成すれば900億円以上にも及ぶという契約金さえもあっさりと蹴っている。再結成に前向きであるペイジは、プラントのこのような態度に「こっちの気持ちをもてあそんでるんだ。正直もううんざりだよ」と不快感を示しており、これに対しプラントも「ジミーが何をしたいのかわからない」と困惑気味で、さらに「ジミーも自分のソロをやるべきだ」と進言するなど、再結成する気がない事を改めて表明している。
レッド・ツェッペリン - Wikipedia