8月1日は、「メリー・ジェーン」の大ヒットでよく知られる、歌手・ドラマーのつのだ☆ひろの誕生日です。
つのだ☆ひろ(つのだ ひろ 、1949年8月1日 - )は、日本の歌手、ドラマー、作詞家・作曲家、ラジオパーソナリティ。本名:角田 博民(つのだ ひろたみ)。有限会社角田兄弟社代表取締役。名前の「☆」は発音しない。
次兄に漫画家のつのだじろう、四兄にリュート奏者のつのだたかしがいる。
中学時代からドラムを始め、高校2年のときにジャズドラムとリズム理論を富樫雅彦に師事。高校3年で鈴木弘とハッピー・キャッツでプロデビューを果たす。卓越したテクニックと日本人離れしたパワフルなドラミングが評判を呼び、1960年代後半からジャズ・ピアニスト佐藤允彦のトリオとの活動を皮切りに、渡辺貞夫カルテット、ジャックス、岡林信康、成毛滋、フライド・エッグ、ストロベリー・パス、五つの赤い風船、赤い鳥、サディスティック・ミカ・バンド、浅川マキ、加藤登紀子、中島みゆき、矢野顕子など、日本を代表するさまざまなミュージシャンたちと共演しドラマーとしての地位を獲得する。
また、1971年には歌手として「メリー・ジェーン」をロングヒットさせ、そのソウルフルな歌声で一躍脚光を浴びる。1972年には結成当初のサディスティック・ミカ・バンドに参加したが、短期間で脱退し高橋幸宏が後任となった。同年に「キャプテンひろ&スペースバンド」を結成し、1972年12月24日のテレビ神奈川『ヤング・インパルス』に出演している。
その後も、清水健太郎のヒット曲「失恋レストラン」「帰らない」をはじめ、研ナオコの「風をくらって」、南沙織の「街角のラブソング」、田原俊彦の「騎士道」など、作詞・作曲家としても活動し、さまざまな歌手に楽曲提供も行っている。
各国の著名ミュージシャンと共演するなど幅広い活躍を行うほか、現在はドラムスクールを開催したり、東京都文京区で音楽スクール「WILD MUSIC SCHOOL」「ULTRAC(ウルトラック)」を開設している。