2020年のF1世界選手権に向けた3日間の第1回 F1バルセロナテストが終了。最終日はバルテリ・ボッタスが3日間の最速タイムを記録。チームメイトのルイス・ハイルトンも総合2番手タイムを記録し、メルセデスが新車W11のポテンシャルを示して締めくくった。
テストは午前と午後の合計8時間のセッションが行われ、開始時刻の午前9時のカタロニア・サーキットは気温5度、路面温度8度とこれまでで最も低い気温でセッションはスタートした。
2020年はプレシーズンテストの日数が8日間から6日間に短縮されており、この日は6チームが午前と午後でドライバーを交代して作業を分担して走行距離を重ねた。
これまで比較的スムーズに進んでいたF1バルセロナテストだが、この日は4度の赤旗中断が入った。午前中にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、ウィリアムズのニコラス・ラティフィに相次いでエンジントラブルが発生。午後には開始30分の時点でケビン・マグヌッセンがターン8でバリアにクラッシュ、また、ルノーのダニエル・リカルドがストップして赤旗中断となった。引用元:メルセデス最速、ホンダF1勢はノートラブル / F1バルセロナテスト 結果(3日目) 【 F1-Gate.com 】
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2月21日、ボッタスは最もソフトなC5タイヤで1分15秒732を記録。これは2019年に自身がスペインGPで記録したコースレコードとなるポールポジションタイムからわずか0.3秒落ちであり、この日2番手の僚友ルイス・ハミルトンより0.784秒、3番手ルノーのエステバン・オコンがC4タイヤで出したタイムより1.370秒速いタイムだった。
引用元:【第1回F1バルセロナテスト3日目・タイム結果】メルセデスが1.3秒差の首位。ホンダ勢は4人で290周走り順調にデータ収集 | F1 | autosport web
アレクサンダー・アルボン (レッドブル)
F1プレシーズンテストの前半最終日の全ての走行が終了。ディフェンディングチャンピオンのメルセデス勢が速さを見せた。レッドブル・ホンダ勢はロングラン走行に注力した感があり、アタックタイムをみられるのはテスト後半ということになりそうだ。
スペインのカタルニア・サーキットで行われたF1プレシーズンテスト1回目。その最終日の走行が全て終わり、午前中に走行を担当したメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分15秒732でトップタイムを記録した。
このボッタスのタイムは自身が記録した昨年のポールポジションタイムに肉薄するものであり、この日も他を圧倒した。
2番手も同じくメルセデスのルイス・ハミルトンで、1分16秒516。ただメルセデスふたりのベストタイムは、もっとも柔らかく、もっともタイムが出やすいC5タイヤを履いて計測したものである。
3番手につけたのは、今季F1復帰を果たすエステバン・オコン(ルノー)。オコンは午前中に走行を担当し、76周を走行。C4タイヤで計測した1分17秒102がベストタイムとなった。