1月16日は、お笑いタレント・画家のエスパー伊東(エスパーいとう)の命日です。自らを「高能力者」「高能力パフォーマー」と称して怪しい芸を実行し、失敗しては笑いを取っている天然ボケキャラクターで、大抵失敗しては「はいーーっ」と言ってごまかす。2024年1月16日、てんかん重積のため、入院先の病院で死去した。63歳没。生涯独身だった。
エスパー伊東(エスパーいとう、本名:伊東 万寿男〈いとう ますお〉、1960年〈昭和35年〉12月26日 - 2024年〈令和6年〉1月16日)は、日本のお笑いタレント、画家。熊本県阿蘇郡南小国町出身(公式プロフィールでは東京都出身)。
上半身裸に黒スパッツ姿がトレードマークである。
自らを「高能力者」「高能力パフォーマー」と称して、体育会系の学生が先輩に強要されてやる様な怪しい芸を実行し、失敗しては笑いを取っている天然ボケキャラクターである。口下手のため、ソロではイジられ役に徹している。
顔だけ外に出して、ボストンバッグ等の中に全身を入れたまま登場することが多い。「高能力」を披露する際のテーマ曲は『バロック・ホウダウン』(いわゆる「エレクトリカルパレード」のテーマ)。これは、黒いゴム手袋を頭に被って鼻息で膨らませて割る一発芸を披露した際、割った後のゴム手袋の形がミッキーマウスの耳に似ていたことにちなんで使用されるようになったものである。いろいろな能力を示そうとするが、大抵失敗しては「はいーーっ」と言ってごまかす。
2018年12月22日、自身のブログで怪我の治療に専念するため2018年12月末日を以って芸能界を引退すると発表したが、25日に記者会見を開き「ブログ制作の協力者との誤解のため”引退”と誤って伝わった」として撤回、右変形性股関節症と突然眠気が襲って来る原因不明の症状のため「休業」を発表した。
股関節の手術後に多発性脳梗塞を発症しリハビリのため入院中であることを、2019年9月4日放送の『グッド!モーニング』(テレビ朝日)において、所属事務所(オフィス庄屋)社長のビトタケシが明らかにした。
2020年2月28日放送の『爆報! THE フライデー』(TBS)で、休業後初のメディア出演。入院生活を続けており、生活保護を受給して入院費をまかない、手術費用などはビトタケシが捻出している現状を明かした。また、脳梗塞の影響で言語障害と顔面麻痺も発症しており、番組内で伊東は呂律に苦しみながら発言していた。
ビトタケシによれば、2020年2月頃に病院から老人ホームに移り、認知症を発症し半分寝たきり状態であった。伊東の身内が別の老人ホームに入所している父親しかいないため、ビトタケシが伊東の身元引受人になっていた。
2024年1月16日、てんかん重積のため、入院先の病院で死去した。63歳没。生涯独身だった。