1月23日は、アメリカ出身のロックミュージシャン・ギタリスト・ソングライターでブラスロックバンド「シカゴ」の創立メンバーでもある、テリー・キャス(Terry Kath)の命日です。60年代から70年代の「シカゴ」を支えた男だが、1978年1月23日のパーティー終了後拳銃でロシアンルーレットごっこをし、頭を貫かれて即死してしまった。31歳没。
テリー・キャス(Terry Alan Kath、1946年1月31日 - 1978年1月23日)はアメリカ合衆国イリノイ州出身のロック・ミュージシャン、ギタリスト、ソングライターである。
ブラス・ロック・バンドのシカゴの創立メンバーでギタリスト兼ヴォーカリスト。1978年、32歳の誕生日を迎える8日前、自動拳銃の暴発事故で急逝した。
1969年、シカゴ・トランジット・オーソリティとしてデビュー・アルバム『シカゴの軌跡』 (The Chicago Transit Authority) を発表。1970年、バンド名をシカゴに短縮した。
キャスはギタリスト、ヴォーカリスト、ソングライターを兼任し、中心人物の一人として活躍し、ワウペダルなどのエフェクターも使用した。彼が健在だったブラス・ロック・バンドのシカゴは「長い夜」「サタディ・イン・ザ・パーク」「ぼくらに微笑みを」「愛の絆」「君と二人で」「ハリー・トルーマン」「オールド・デイズ」など、多数の代表曲を発表した。
32回目の誕生日を迎える一週間前の1978年1月23日の午後5時頃、彼はローディーの家で開かれたパーティーに出席した。パーティーが終わった後、彼はふざけて弾丸未装填の38口径リボルバーを頭に押しつけ、数回トリガーを引いてロシアン・ルーレットごっこをした。友人は彼に気をつけろと何度も注意したが、彼は自動拳銃を手に取って「心配ない、弾は入ってないから」と言い、安心させようと空の弾倉を見せた。彼は一発の実弾が入ったままだった事に気付かずに銃口を頭に当ててトリガーを引き、発射された弾丸に頭を貫かれて即死した。
シカゴ (バンド) - Wikipedia