2021年7月30日金曜日

荒井注 (元ザ・ドリフターズ)



7月30日は、「ザ・ドリフターズ」の元メンバーでコメディアンや俳優などの活動をされた、荒井注の誕生日です。2000年2月9日没。71歳。

荒井 注(あらい ちゅう、1928年(昭和3年)7月30日 - 2000年(平成12年)2月9日)は、日本のコメディアン、俳優。ザ・ドリフターズ元メンバー。

本名は荒井 安雄。東京都出身。

1964年、「トリスのおじさんみたいな面白い顔をした奴がいる」との評判を聞きつけたいかりや長介にスカウトされて、ザ・ドリフターズに参加。担当楽器はピアノだが、ロカビリーのスリーコードしか弾けなかったという話がある。その一方で、「速弾きを得意とした」(居作昌果)や「一応弾けたが、指が短いために時々半音ずれた」(加藤茶)とも言われている。

いかりや長介の著書には、荒井の背の低さとピアノの演奏力をチェックしなかった事が失敗だったとある。しかし、この人選の失敗が「ふてぶてしい」荒井のキャラクターと相まって、ドリフの人気に繋がった。

ドリフでは「This is a pen!」のギャグで人気者になった。コントでは「威張り散らすいかりやをシラっとした目で見、無視をし、いかりやに怒られてふてくされながらギャグを言う」というパターンが受けた。学校コントでは、「先生役のいかりやと同級生の落第し続けた生徒」という設定であった。中でも代表的なギャグ「何だバカヤロウ!」「文句あるか!」、「何見てんだよ!」は流行語となり、ドリフ脱退後のピンでの活動でも頻繁に使用した。このうち「何だバカヤロウ!」は、ピアノ担当なのに鍵盤が弾けない事を加藤茶にからかわれたときに言い返したのが発端であり、いわゆる逆ギレ芸の先駆けとも言える。

1974年3月に「体力の限界」を理由にドリフを脱退。TBSプロデューサーの居作昌果によれば、いかりやのワンマンが気に入らなかったことや、ギャラの配分をめぐる不平なども関係していたとされる。一般発表したのは『8時だョ!全員集合』の生本番中で、いかりやによって発表されたが、いかりやのコメントは、「(荒井は)暫くお休みをいただく」というものであり、脱退するとは一言も発しなかった。

俳優としての活動も展開し、土曜ワイド劇場の人気シリーズである井上梅次監督、天知茂主演『江戸川乱歩の美女シリーズ』に1978年の第2話より明智の盟友、波越警部役で出演。天知の死去により最終作となった1985年の第25話まで演じた。

2000年2月9日午前4時30分、伊東の自宅において、入浴中に肝不全のため死去。71歳。

引用元:荒井注 - Wikipedia





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