2022年1月7日金曜日

ニール・パート (ラッシュ)



1月7日は、カナダのハードロック・プログレッシブロックバンド「ラッシュ(ラッシュ)」のドラマーとして知られる、ニール・パートの命日です。2020年1月7日没。67歳。

ニール・エルウッド・パート O.C.(Neil Ellwood Peart, Officer of the Order of Canada ; 1952年9月12日 - 2020年1月7日)は、カナダ出身のミュージシャン、作詞家。ハードロック/プログレッシブ・ロックバンド「ラッシュ」のドラマーとして知られる。日本語表記では「パート」とされることが多いが、実際の発音は[pɪərt]で、日本語のカタカナにすると「ピアート」に近い。

1983年、モダン・ドラマー誌の読者人気投票で殿堂入りを果たすほか、ローリング・ストーン誌の「読者が選ぶ史上最高のドラマー」で第2位、リズム・マガジン誌による「史上最高のドラマー50人」で第4位、Gigwiseによる「史上最高のドラマー」で第4位に選ばれるなど、数々の賞を受賞している 。1996年には、バンドメンバーのアレックス・ライフソン、ゲディー・リーとともに、カナダ勲章を受勲している(Officer of the Order of Canada)。

水平方向360度にセットされた多点ドラムセットと、手数が多く力強いドラミング、緻密に組み立てたドラムソロが最大の特徴であり、アマチュアのみならず世界中の数多くのプロドラマーにも多大な影響を与えている。ライヴにおけるドラムソロは一般受けするものではなく、観客のトイレ休憩の時間になりがちだが、ラッシュのライヴにおけるドラムソロは大きな見せ場の一つになっている。セットにはアコースティックドラムのほか、MIDIパーカッションなどを組み込んでおり、ロックはもちろん、ジャズ、ドラム・コー、アフリカ音楽、ラテンなどの多様なスタイルを取り入れている。

ラッシュの楽曲のほとんど全ての作詞を手がけている。文学的な言葉の流れを用いて社会風刺や近未来への警告、都市・自然の風景描写や人間の内的葛藤・心理描写、その他あらゆる事象を題材に独持の詩世界を築いている。海外では、彼の詞が研究され書物も刊行されている。その一方で、歌詞の内容が難解であるという批判を受けることも多い。

腱鞘炎悪化のため2015年頃から一線を退いており、2018年にラッシュの同僚ゲディ・リーが、ニールは完全に引退してしまったことを伝えている。

2020年1月7日、カリフォルニア州サンタモニカで死去。67歳だった。死因は悪性脳腫瘍の一種である膠芽腫(こうがしゅ:glioblastoma)。発表によると、3年半に渡る闘病の甲斐なく亡くなったという。

引用元:ニール・パート - Wikipedia









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