1月24日は、台湾出身の歌手・女優のジュディ・オングの誕生日です。
ジュディ・オング (本名・帰化名:翁ジュディ{帰化当時は翁玉恵「おきな たまえ」}、旧名・台湾名:翁倩玉(Ong Chhiàⁿ-ge̍k)、英語名:Judy Ongg、1950年1月24日 - )は、台湾出身の歌手、女優、版画家。上智大学国際学部卒業。出生地は台北市、貫籍(本籍地)は台南県柳営郷。語学が得意で、母語である台湾語のほか、日本語、英語、中国語、スペイン語、広東語の6言語を話すことができる。血液型はA型。
1961年に日米合作映画『大津波』(原題:THE BIG WAVE・原作:Pearl S. Buck)にて映画デビュー。のちテレビドラマ『三太物語』『明日の家族』などに出演した。
1966年に日本コロムビアより「星と恋したい」で歌手デビュー。『サイボーグ009』・『サイボーグ009怪獣戦争』の劇場用映画二作で003役(初代)として声の出演。
1967年に「たそがれの赤い月」がスマッシュヒットする。これを含めてコロムビア時代(初期〜中期)は市川昭介が手がけた「夕日の恋」、「悲しみの十字架」、「さようなら17才」、「初めての別れ」、「ひらがなふたつ」など演歌調の曲が多かった。
同時期に『涙くんさよなら』、『青春ア・ゴーゴー』、『帰ってきた狼』などの多くの映画やテレビドラマ『S・Hは恋のイニシァル』(共演:伊東ゆかり、大原麗子、布施明。1969年)などにも出演し人気を得た。
また、1970年代、『おしどり右京捕物車』、『賞金稼ぎ』、『必殺からくり人』、『新・必殺からくり人・東海道五十三次殺し旅』、『江戸を斬るIV』など多くの時代劇に出演している。
1979年に「エーゲ海のテーマ~魅せられて」が200万枚の大ヒット。女性下着メーカーワコールのCMソングだが、彼女自身のエキゾチックで妖艶な雰囲気と、同年の日伊合作の映画『エーゲ海に捧ぐ』のイメージともマッチし、見事第21回日本レコード大賞を受賞。第30回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たす。彼女自身のデザインによる、扇状に広がる袖がついた優雅な衣装も話題になった。
現在はワールド・ビジョン・ジャパンの親善大使も務めており、さまざまなチャリティ活動を行っている。
2018年3月21日には、古巣の日本コロムビアから、日本では6年ぶりの新曲となる「ほほえみをありがとう/青春のままに」(「青春のままに」オリジナルエクササイズDVD付き)をリリースした。