9月25日は、声優・歌手の井上喜久子の誕生日です。
井上 喜久子(いのうえ きくこ、本名:熊谷 喜久子(くまがい きくこ)、旧姓:井之上、1964年9月25日 - )は、日本の女性声優、ナレーター、歌手。所属事務所はオフィスアネモネおよびベルベットオフィス(ナレーション部門のみ)。
特技:華道(池坊師範)。資格・免許:中学国語教員免許・学校図書館司書教諭免許。
長女は声優の井上ほの花。
もともと文学少女で、三島由紀夫や太宰治を好んで読んでいた。教員となるために、短期大学で中学校の教員免許(国語)を取得したが、教育実習先の中学校で、生徒に見くびられ放題だった事に愕然として、教師になることを挫折する。
就職活動中であっただけに友人たちが仕事が決まる中で自分は挫折したことから将来に悩んでいたが、その時期に『アタックNo.1』の再放送を見て、その放送回が非常に感動できるエピソードであり、大人の自分をこんなに感動させたことに感銘を受け、声優を志す。
1989年に放送を開始した『らんま1/2』の天道かすみ役でブレイク。デビューしてから数年間は「穏やかなお姉さん」「優しいお母さん」役、『ああっ女神さまっ』のベルダンディーのような清楚な女性役が多かったが、1990年代後半頃からは少年役や、強い女性、気性の荒い悪役などもこなすなど、役幅が広がっている。
1994年「優美なおさかな」でソロデビュー以降、オリジナルアルバム7枚、シングル2枚、ベストアルバム3枚をポニーキャニオンから発売している。また、1996年から「月刊お姉ちゃんといっしょ」を同レーベルより毎月発売するなど、個人名義でのトークCDの発売も多い。
自らを「(永遠の)17歳」と称しており、周囲に「おいおい!」とツッコミを入れさせることまでがパターンとして定着している。「井上喜久子、17歳です」という自己紹介を真似て「永遠の17歳」を宣言する声優たちが現れたことから、「17歳教」なるものまでが誕生した。17歳教に入信する1つの目安として『ドモホルンリンクルが気になる頃』と挙げている。「17歳教」は2008年の新語辞典「現代用語の基礎知識2008」(自由国民社)に収録された。これが、女性声優を“生年非公開”(=夢の国の住人)とさせることに繋がっている。また、収録帰りの電車で偶然一緒になった若本規夫から、健康管理についての助言を受けたことがきっかけで、鍛えることの大切さを知り、17歳の声を維持するために、発声練習や腹筋運動をあさイチの日課としている。
井上喜久子:初のエッセー「井上喜久子17才です『おいおい!』」 堀江由衣との“17才”対談 コスプレグラビアも - MANTANWEB(まんたんウェブ)