3月28日は、アメリカのシンガーソングライター・女優のレディー・ガガの誕生日です。
ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ(英: Stefani Joanne Angelina Germanotta、1986年3月28日 - )は、レディー・ガガ(英: Lady Gaga)の名で知られるアメリカ合衆国のシンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優、実業家、活動家。オーストラリア・シドニー名誉市民。
革新的なダンス音楽と、並外れた歌唱力、そして独特のファッションやパフォーマンスの数々で世界的な人気を博し、史上最も売れたアーティストの一人となった。2010年代に入ってからは女優としても大きな成功を収めている。
またジェンダー差別やいじめの撲滅に向けた運動を展開するなど、活発に社会貢献活動を行っている。
彼女は、自身が影響を受けた芸術家として主にデヴィッド・ボウイ、クラウス・ノミ、クイーン、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン、クラレンス・クレモンズのようなロック・スターや、ブラック・サバス、AC/DC、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、メタリカのようなハードロック・ヘヴィメタルバンドや、ポップ歌手のマドンナ、マイケル・ジャクソン、シンディ・ローパー、カイリー・ミノーグ、ホイットニー・ヒューストン、ブリトニー・スピアーズ、シェール、グロリア・エステファン、ベット・ミドラー、バーブラ・ストライサンド、芸術家のアンディ・ウォーホル、詩人のライナー・マリア・リルケ、ファッション・アイコン及びエンターテイナーであるグレイス・ジョーンズなどの名前を挙げている。
特に多くのメディアや評論家たちは、ガガの音楽やビデオから舞台上でのパフォーマンスに至るまで、強いマドンナの影響を指摘している。そのマドンナの影響について訊かれた彼女は、「私ほどマドンナを尊敬して愛しているファンはいないわ。個人的にもプロフェッショナルな意味でも一番のファンなの」と語っている。
特に下積み時代、ガガがインスピレーションを求めたアーティストの中でもクイーンとデヴィッド・ボウイは重要なお手本となったという。
彼女の歌唱はマドンナやグウェン・ステファニーのそれと比較されることが多い。また音楽の構図に関しては1980年代のポップや1990年代のユーロポップからの影響を指摘されている。
デビュー時から奇抜な写象で売り出してきた彼女だが、2013年の『アートポップ』が不振に終わったことを受け、自身のスタイルを変化させていくようになる。アルバム『チーク・トゥ・チーク』を皮切りにしたジャズへの挑戦や、第87回アカデミー賞授賞式でのジュリー・アンドリュースへのトリビュート・パフォーマンス、第50回スーパーボウルでの国会斉唱などを通じて、これまでの奇抜さとは裏腹な「正統派」でかつ並外れた歌唱力と表現力を見せつけたのである。その成果は、カントリー基調の次作『ジョアン』の成功となって現れたといえる。