3月22日は、ドイツ出身のレーシングドライバー、ミック・シューマッハの誕生日です。実父はミハエル・シューマッハ。2022年現在、ハースF1チームに在籍している。
ミック・シューマッハ(Mick Schumacher, 1999年3月22日 - )は、ドイツ出身のレーシングドライバー。
2008年からカートレースを始め、2015年にF4、2017年からヨーロッパF3に参戦し、2018年にチャンピオンに輝いた。2019年よりフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に籍を置き、FIA F2に参戦、2020年にチャンピオンを獲得。2021年より、ハースからF1に参戦している。
父は、F1で歴代最多7度のドライバーズタイトルを獲得したミハエル・シューマッハ。
シューマッハは、2008年からモータースポーツのキャリアをスタートさせた。デビュー当時は父の知名度による過度な注目を避けるため、母コリーナの旧姓を使用してミック・ベッシュ(Mick Betsch)という登録名で参戦していた。
ミハエル、母コリーナ、2歳年上の姉ジーナ=マリアと暮らす四人家族(居住地はスイス)。叔父のラルフはF1通算6勝の元レーサーで、従弟のダーヴィトも2018年にFIA-F4にデビューした。次叔父のセバスチャン・スタールもレーサーだった。
偉大な記録を残した父と同じ職業を選んだことで、「シューマッハ二世」として常にメディアから注目される宿命にある。父と同時代のドライバーや関係者(ミカ・ハッキネン、ジャン・アレジ、ヨス・フェルスタッペン、ジャン・トッド)や、同じ境遇の二世ドライバー(ジャック・ヴィルヌーヴ、ニコ・ロズベルグ、カルロス・サインツJr.)からは、過度のプレッシャーにさらされることを憂慮し、成長を見守るべきだというコメントが寄せられている。はじめは「シューマッハ」の姓を名乗らず、父親について公に発言することもなかったが、2017年に初めてインタビューに応え、「僕のアイドルは父親だ」「単純に彼がベストだからだ。僕のロールモデルだ」と語った。
2017年F1ベルギーGPでは父のF1初優勝から25周年を記念し、ベネトン・B194を駆り、デモ走行を行った。この時は右半分が自分のデザイン、左半分が父のデザイン(ベネトン時代)という特製ヘルメットを用意した。
ハースF1 2022