2014年1月4日土曜日

Communication


スパンダー・バレエ…Spandau Balletは1979年結成、1980年にデビューしたイギリスのバンド。あのデュラン・デュランやヴィサージ、アダム&ジ・アンツなどと共にニューロマンティック系アーティストのひとつとして括られる事が多かった。ニューウェーブ系ダンスミュージックを下地にトニー・ハドリーの伸びやかなヴォーカル、全体的にジェントルな出で立ちが特徴。1983年にはバラード曲の「True」が世界的に大ヒットしてその名を残す事となったのだがそれ以降ヒットには恵まれなかった。さすがに2009年に再結成してた事は知らなかったが。

この「Communication」はその1983年発表のアルバム「True」2曲目に収録されているアッパーなダンスナンバー。この曲で思い出すのが…東海ラジオなどで2009年まで25年に渡り放送されていた小森まなみさんの「mamiのRADIかるコミュニケーション」が思い出されます。この番組のテーマ曲として長年使用されていたのですね(正確には番組で使用されていたのはCommunication 12インチ盤Club Mix)。2011年には「Pop'n!パジャマEYE」も終了してしまって長い療養生活に入ってしまったまみ姉なのだが…2012年4月に「ヤロメロ35周年」の生放送に電話でゲスト出演されてた時は声を聴いた限りでは何ら変わりがない様に思えたけれど…またどこかでまみ姉のラジオ、復活しないかなぁ。声だけでもまた聴きたいですね。


Spandau Ballet - Communication - YouTube


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Hey Hey, My My


ニール・ヤング…Neil Young & Crazy Horse名義で1979年に発表された「Rust Never Sleeps」の9曲目、ラストを締めくくるニールの爆音ギターが冴え渡るロックナンバー。歌詞にジョニー・ロットンと出てくるがこのアルバム自体が1979年当時流行っていたパンクロック/ニューウェーブに共鳴したアルバムだと言われている。パンクムーヴメントの中心に居たセックス・ピストルズのジョニー・ロットン…ジョン・ライドンはかつて「ロックは死んだ」などと言ったとか。この「Hey Hey, My My」はそれに対するニールなりの解答だと言える。「ロックは死なない」まさにニールの意思表示とも言える歌だと言える。「錆び付くよりも、燃え尽きた方がいい」と、歪みまくった爆音の様なギタープレイの中で悲鳴の様なニールの悲痛なヴォーカルが叫びまくる。これぞニール・ヤングの真骨頂である。もちろんニールの魅力はそこだけではなくこのアルバムの前半を彩るアコースティックな楽曲、ニールのか弱いながらも味のあるヴォーカル、無骨だが繊細さも兼ね備えているアコースティックギタープレイ、これもまたニールの魅力のひとつであると言える。

カナダ・トロント出身のニール・ヤングは2013年で68歳。年々凄みを増す一方で、しかしそこに安住する様な事はしないで精力的に作品も作り続けている、アーティストの鏡の様な人。これからも身体だけは気をつけて長く歌い続けてほしいアーティストのひとりである。


2001年フジ・ロックより「Hey Hey, My My」


ラスト・ネヴァー・スリープス
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2014年1月3日金曜日

New Year's Day


U2は…今更あまり説明の必要もないほどのワールドワイドなバンドなのだが一応。1980年デビューのアイルランド出身の4人組ロックバンドだ。リードヴォーカリストのボノの様々な政治的行動や発言が何かと注目を集めているが、そのU2のサウンド面も十分に注目に値する。荒削りだが技巧的なギダープレイが核となっていた初期の頃、後にアメリカのルーツミュージックを追求し始めてだんだんと音が分厚く暑苦しくなって行き、それらを一気に飛び越えて1990年代のU2はポップミュージックやエレクトロニックなダンスミュージックに傾倒していた(その頃のU2は正直あまり好きではなかった)。そして再びU2のルーツなギターサウンドに戻っていったかの様な近年の作品、と作品毎に様々な顔を見せていったU2。

この「New Year's Day」は1983年発表の3枚目のアルバム「WAR」からのシングル曲。この曲のMVでは見るからに寒そうな場所での撮影にこの研ぎすまされた尖ったサウンドが自分の子ども心に突き刺さって離れなくなってしまった。歌詞が政治的なのはその後に知る事となるのだがそれはそれで。それからU2を何かと注目をする様になりましたね。好きと正面向いて言えるバンドのひとつです。





War
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2014年1月2日木曜日

Dark Horse


うちのブログが音楽ネタ、特に洋楽ネタを取り上げる時は何となく自分的に古いものを取り上げる傾向が多い様な気がする。古いものの方が割とスラスラと書けたりするので取り上げやすいってのもあるかも知れない。しかし新しいものも決して聴いてない訳じゃないのよ。でも、きちんと聴いているかって言うと実はそれほどではないというのも事実ではあるから、ほんとアーティストと曲名が一致しないなんてざらではある。それは洋楽や邦楽両方について言える事であって、特にひどいのは昔の邦楽でミリオンを連発してた所謂CDバブル頃の楽曲を最近になってフルバージョンで聴いて、あぁ実はこんな曲だったのかって知る事が出来たりして。むかしCDTVなんかでサビだけ聴いてその曲を全部聴いた気分になってしまってたのですね、それは。今の今までフルで聴いた事が無い曲が結構たくさんあったというのはかなりマズイ事なのではと思ってしまった。まぁカラオケとかしないからねー、なかなかフルで聴く機会が無かったのかも知れないが…。

さて今回は新しめの、行きますよー。

ニッケルバック…Nickelbackの「Dark Horse」…マッド・ラングがプロデュースし、2008年に発表され全米2位を記録した大ヒットアルバム…今更ニッケルバックかよー、と思ったのですが今時なかなかありそうでないキャッチーですがスケールの大きな良質なハードロックサウンドで自分は大好きです。ヴォーカル&ギターのチャド・クルーガーはあのアヴリル・ラヴィーンの旦那さんとしても有名ですね。


Nickelback - Gotta Be Somebody [OFFICIAL VIDEO] - YouTube


Dark Horse
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2014年1月1日水曜日

Wild Horses

謹賀新年。2014年もよろしくお願いします。


今年は午年、という事で…野生馬のごとく暴れられたらいいと思います。意気込みだけはね。

去年は「蛇」にちなんだレコードジャケットをいくつかやってみたのだが今年は「馬」にちなんだ曲をいくつかやって見たいと思います。飽きたら終わり。

Rolling Stones、1971年発表の「Sticky Fingers」収録の名バラード曲。失恋した相手に向かって「あの世で一緒に暮らそう」というような歌です。

The Rolling Stones - Wild Horses (Live) - YouTube

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