3月28日は、声優・女優の本多知恵子(ほんだ ちえこ)の誕生日です。代表作に『重戦機エルガイム』(ファンネリア・アム)、『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』(一の瀬雪華)、『機動戦士ガンダムΖΖ』(エルピー・プル、プルツー)、OVA『冥王計画ゼオライマー』(氷室美久)、『花の魔法使いマリーベル』(マリーベル・フォン・デカッセ)など。2013年2月18日、多発性がんにより死去。49歳没。
本多 知恵子(ほんだ ちえこ、1963年3月28日 - 2013年2月18日)は、日本の声優、女優。
出身地については、思春期を過ごした長野県とされることがあるが、出生から幼稚園までを過ごした東京都とするプロフィールもある。
代表作は『重戦機エルガイム』(ファンネリア・アム)、『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』(一の瀬雪華)、『機動戦士ガンダムΖΖ』(エルピー・プル、プルツー)、OVA『冥王計画ゼオライマー』(氷室美久)、『花の魔法使いマリーベル』(マリーベル・フォン・デカッセ)など。
1983年3月に東京俳優生活協同組合(俳協)の正式所属となる。同時にマネージャーの薦めで4月に受けたテレビアニメ『プラレス3四郎』のオーディションに合格し、1983年6月に素形真知子役でデビューを果たした。
1984年には、テレビアニメ『重戦機エルガイム』でヒロインの1人ファンネリア・アム役に起用される。アムがアニメ雑誌の人気投票で票を集めたことで、自身もアニメファンから存在が認知されるようになった。さらに、1986年の『機動戦士ガンダムΖΖ』で演じたエルピー・プルがアニメグランプリの女性キャラクター部門や日本アニメ大賞のファン大賞女性キャラクター部門を受賞するなどの高い人気を得たため、人気声優の一員となった。1986年にはOVA『エルフ・17』で主役を演じた。
デビュー当初は俳協養成所講師だった演出家の手塚敏夫が主宰する劇団「-劇舎(SHIBAIYA)-燐」にも在籍し、声優業と並行して舞台女優としても活動していた。
1986年から1988年にかけては、テレビアニメ『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』(1985年)で共演した井上和彦、小杉十郎太、荒川美奈子の4人でCHOKI!!(ちょき)というグループを結成し、ライブハウスでコントと歌のライブ活動を行った。
1987年4月からはFM東京系のラジオ『気分はハートビート』で宮原学や出口雅之とともにパーソナリティを務め、ラジオのDJをしたいという当初の夢を叶えた。
1992年2月放映開始の『花の魔法使いマリーベル』のマリーベル・フォン・デカッセ役で、テレビアニメでは初の主役を演じ、劇場版では主題歌の歌唱も担当した。
2013年2月18日、多発性がんにより死去。2011年秋に告知を受けるが、がんが発見された時点で手遅れとなっており、余命宣告を受けていたという。しかし、最後まで仕事を続けたいという本人の意向で、病気のことはごく近い関係者のみに明かし、2013年に入って体調を崩して仕事のペースを落とすまで、普段と変わらず仕事を続けていた。最後の仕事は同年1月末収録のテレビ番組のナレーションだった。本人の希望により、近親者のみでの葬儀・告別式を2月21日に終え、2月22日夜になって所属事務所公式サイトより訃報が発表された。49歳没。