2月5日は、ロックミュージシャン・俳優のパンタ(PANTA)の誕生日です。1972年にパンタとTOSHI(パーカッション)でロックユニット「頭脳警察」を結成、1977年にロックバンド「PANTA & HAL」を結成し後にソロでも活動した。2023年7月7日没。73歳。
パンタ(PANTA、本名:中村治雄(なかむら はるお)、1950年2月5日 - 2023年7月7日)は、日本のロックヴォーカリスト、作曲家、作詞家、俳優。頭脳警察のボーカル。PANTA & HALとしても活動。
荻野目洋子のプロデュースや制服向上委員会、チェッカーズ、沢田研二ら多くのアーティストの作品も手掛けている。
左利きである。
関東学院大在学中の1972年に頭脳警察を結成してデビュー。バンド名は、フランク・ザッパが率いるザ・マザーズ・オブ・インヴェンションのファースト・アルバム「フリーク・アウト!」(1966年)の収録曲「フー・アー・ザ・ブレイン・ポリス?」から取ったものである。ステージ上で自慰行為をするなどの過激なパフォーマンスを展開。ジャケットに3億円強奪事件の容疑者の手配写真を使用したりもした。
1975年に頭脳警察を解散後、ソロ活動を経て、1977年にPANTA&HALを結成した。1981年にPANTA&HALを解散し、再びソロ活動を行う。
ソロ転向後は、他のアーティストへの楽曲の提供や、ジャンルを超えたアイドルのプロデュースなども手がける。特に、1989年には荻野目洋子、チェッカーズ、沢田研二などに楽曲を提供した。提供曲に「ムーンライト・サーファー」(石川セリ、高樹澪、渡辺美里、かとうれいこ)「スノー・キャンドル」「パール・スター(真珠星)」「Fairy Tales」(以上3曲は石川セリのみ)「Vacance」(岩崎良美)などがある。
2021年、PANTAと親交のあった鮎川誠率いるロックバンド・シーナ&ロケッツとの対バン(ジョイント)コンサートが企画されていたが、肺疾患を患っていたことがわかる。このため上記ジョイントコンサートを含め、治療専念のため公演活動を一時停止・延期することが発表された。その後肺がんと診断されるが、病名を伏せて療養を行い、2022年に病状も安定したため、部分的なステージ活動の再開をしていた。
2023年7月7日午前10時44分、肺がんによる呼吸不全と心不全のため死去。73歳没。
頭脳警察 - Wikipedia