6月7日は、イギリス出身のポピュラー歌手、トム・ジョーンズの誕生日です。60年代から70年代にかけて幾多もの曲がヒット、90年代になっても「恋はメキ・メキ(If I Only Knew)」などのヒットを飛ばした。
トム・ジョーンズ(Sir Thomas Jones Woodward、OBE、通称 Tom Jones、1940年6月7日 - )は、イギリス出身のポピュラー音楽歌手。南ウェールズ生まれ、ロサンゼルス在住。時として「ザ・ヴォイス」または「タイガー」と称される。
「Q誌の選んだ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第71位。
ダイナミックでソウルフルな歌唱で人気を得たシンガーで、1970年代にはセックスシンボル的な扱いを受け人気を博した。代表曲に「よくあることさ」(It's Not Unusual)、「ラヴ・ミー・トゥナイト(恋の終わり)」(Love Me Tonight)、「最後の恋」(I'll Never Fall in Love Again)、「デライラ」(Delilah)、「思い出のグリーン・グラス」(Green Green Grass of Home)、「シーズ・ア・レディー」(She's a Lady)、「恋はメキ・メキ」(If I Only Knew)など数多く、「よくあることさ」「恋はメキ・メキ」などは現在の日本でもCMやTV番組のBGMとして使用されている。
オリジナル曲のみならずシャンソンやカンツォーネを英語歌詞でカバーすることも多く、中には原曲以上にトム・ジョーンズのカバー版が広く知られている楽曲も数多い。
ラスベガスのショーを数多くこなし人気を集めた他、『007 サンダーボール作戦』、『何かいいことないか子猫チャン』の主題歌を歌ったことでも知られる。テレビ番組『ディス・イズ・トム・ジョーンズ』のホストも務めた。1996年にはティム・バートンが監督した映画『マーズ・アタック!』に本人の役で出演し、同作の主題歌に「よくあることさ」が用いられた。
1999年、バッキンガム宮殿でエリザベス女王から俳優のロジャー・ムーアと共にOBE勲章を授与された。2006年には大英帝国ナイト位を授与された。
芸名の「トム・ジョーンズ」は、本名及び1963年の映画『トム・ジョーンズの華麗な冒険』にちなむ。