2022年6月2日木曜日

チャーリー・ワッツ (ローリング・ストーンズ)



6月2日は、イギリスのミュージシャンでロックバンド「ローリング・ストーンズ」のドラマーとして知られる、チャーリー・ワッツの誕生日です。2021年8月24日没。80歳。

チャールズ・ロバート“チャーリー”ワッツ(Charles Robert "Charlie" Watts, 1941年6月2日 - 2021年8月24日)は、イギリスのミュージシャン。ロックバンド、ローリング・ストーンズのドラマー。

デビュー以来、ミック・ジャガー、キース・リチャーズと共に在籍し続けたオリジナルメンバーの1人。ジャズに影響を受けた独特のドラミングで、ストーンズの独自性溢れる音作りを永年にわたって支えた。また、自ら率いるジャズ・バンドでも活動しアルバムも発表している。

「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて第12位。また、「LA Weekly誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて第3位。

女性関係やドラッグなどのワイルドなパブリックイメージが強いストーンズの中にあって、唯一初婚を貫き、スーツ姿の似合う英国紳士然とした風貌を持つ。しかしながら、若き日々には熱血漢としてのエピソードもかなりあった。長髪隆盛期だった1960年代末頃から1970年代にかけて、敢えて丸刈りにしたこともある。

ステージではミック・ジャガーとは対照的に感情をあまり表に出さず、涼しげな顔で独特のドラム・フレーズを叩き出す姿が、音楽雑誌のライブ・レポートに毎回のように取り上げられている。

ロックバンドの一員として活動しているが大変ジャズ志向が強く、ソロワークについても全てジャズに関するものである。「今でも自分はジャズ・ドラマーだと思ってる。ジャズ・ドラマーがたまたま世界一のロックバンドに入ってるって事だよ」「ロックは子供の音楽だ」などと公言して憚らない一面もある。

チャーリーのドラミングは特徴的である。通常のドラマーは8ビートではハイハットを連打し続けるが、彼の場合はスネアドラムのサウンドをより鮮明に浮き立たせるため、左手でスネアを叩く時はハイハットを叩かなかった(ただし、曲によっては連打する場合もある)。"省エネ奏法"と呼ばれるこのプレイスタイルこそがストーンズ独特のグルーヴを生み出したという声も数多い。本人は「僕も指摘されるまで、自分がそう叩いてる事に気が付かなかったよ」と語っており、自身の手癖がそのまま定着したものと思われる。

2004年6月に喉頭癌と診察され、放射線治療を行った。以来癌は小康状態だった。2021年8月24日、ロンドン市内の病院で死去。80歳没。

引用元:チャーリー・ワッツ - Wikipedia







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