9月5日は、フィリピン共和国のシンガーソングライターで、2025年現在でアメリカのロックバンド「ジャーニー」のリードボーカリストとして知られている、アーネル・ピネダ(Arnel Pineda)の)誕生日です。
アーネル・ピネダ(Arnel Pineda、1967年9月5日 - )は、フィリピン共和国のシンガーソングライター。ジャーニーのリード・ボーカリストとして知られている。
ボーカリスト不在で低迷中であったジャーニーだったが、2007年秋にニール・ショーンが、YouTubeでジャーニーのヒット曲「Faithfully」をザ・ズーがカバー(アーネルの友人によりアップされていた)していたのを偶然視聴し、スティーヴ・ペリーを彷彿とさせる声質と高い歌唱力に衝撃を受け、アーネルに連絡を取る。最初、アーネルは悪戯だと思い込んで相手にしていなかったが、周囲の説得と友人のノエルの助言もあり、ニール本人だと知ると慌てて連絡を取り、サンフランシスコへオーディションに来るよう命じられる。その後、ジャーニーのボーカリストとなる。ちなみに、入国審査官に渡航目的を聞かれ、「ジャーニーのオーディションを受けに」と答えると「じゃあ『ホイール・イン・ザ・スカイ』を歌ってみろ」と言われ一節歌ったところ、あっさりと入国が許可されたという。
アーネル加入後の初作品『レヴェレイション』はチャート5位に入り、バンドにとって久々のヒットとなった。
2009年2月25日のエドサ革命の記念式典で、40歳になるまでチャンスを諦めなかったアーネルの不屈の精神と才能を称え、特別賞を受賞、「True Pride of Pinoy」等で紹介され、一躍国民的英雄になっている。3月には東名阪を周り、14日には母国フィリピンのマニラで凱旋公演も果たした。この模様は、DVD『ライヴ・イン・マニラ 2009』としてウォルマートにて限定発売された。
CBSのインタビューでは、亡き母への感謝で涙ぐむ場面もあった。また、2010年のデヴィッド・フォスター・アンド・フレンズのマニラ公演では、元シカゴのピーター・セテラ登場前にステージに呼ばれ、『シカゴ17』の代表曲「忘れ得ぬ君に」(Hard Habit to Break)をカバーした。
2011年にアルバム『エクリプス』をリリース。2013年には、彼のジャーニーへの加入と成功を勝ち取るまでの軌跡を綴ったドキュメンタリー映画『Don't Stop Believin' - The Everyman's Journey』が制作、公開された。
ジャーニー (バンド) - Wikipedia