9月12日は、フォークシンガー・シンガーソングライター・俳優のあがた森魚(あがた もりお)の誕生日です。1972年に「赤色エレジー」が50万枚を売り上げるヒットを記録した事でよく知られる。
あがた 森魚(あがた もりお、1948年9月12日 - )は、日本のフォークシンガー、シンガーソングライター、映画監督、俳優、エッセイスト。北海道留萌市出身。埼玉県川口市在住。本名は山縣 森雄(やまがた もりお)。函館ラ・サール高等学校卒業、明治大学中退。所属はDargelos。
1970年3月、鈴木慶一と出会い、「アンクサアカス」を結成(バンド名・メンバーは変動し、のち、あがた森魚とはちみつぱいへと発展)。斉藤哲夫、野澤享司らとも親交を深める。
1971年8月、中津川フォークジャンボリーにあがた森魚と蜂蜜ぱいとして参加。春一番コンサートにも同様の組み合わせで参加。これを観たキングレコードのディレクター・三浦光紀にスカウトされ、三浦が1972年、キングレコード内に設立したベルウッド第一弾アーティストとしてメジャーデビュー。
1972年4月25日、林静一の同名漫画を題材としたシングル「赤色エレジー」で50万枚を売り上げるヒットになり広く知られるようになる。
世間から忘れ去られて5年が経った1981年、女性2人を加えた7人編成のニューウェイヴ・ バンド「ヴァージンVS」を結成。下駄履き、ギターを抱えたイメージのあがたが、少年アニメの主人公のようなユニフォームにレーザーガンを抱え、ギンギラギンにメーキャップした変身ぶりに音楽関係者は唖然とした。自身A児と名乗りテクノポップを展開、1990年には「雷蔵」なども結成。ニュー・ウェーブからワールドミュージックまで視野を広げた。
1990年代半ばには、月刊漫画「ガロ」に映画「オートバイ少女」手帖 と題する随筆を連載していた。
ライヴ盤、カヴァーアルバムなどを含め、40枚あまりのアルバムを発表するかたわら、映画監督や役者としても活動。
2022年7月20日には、ベストアルバム「ボブ・ディランと玄米」発売、9月22日には、あがた森魚「50周年音楽會 渋谷公会堂」が開催される。
ヴァージンVS - Wikipedia