2021年9月28日火曜日

ミカ・ハッキネン



9月28日は、フィンランド出身の元F1ドライバーのミカ・ハッキネンの誕生日です。

ミカ・パウリ・ハッキネン(Mika Pauli Häkkinen, 1968年9月28日 - )は、フィンランド出身の元レーシング・ドライバー。1998年と1999年を2年連続でF1ワールドチャンピオンになり、フライング・フィンと形容されていた。
その走りと人柄の良さで多くのファンに愛され、『AS+F』の人気投票では1992年からF1を引退する2001年まで、10年連続で1位を獲得したほどの人気があり、“北欧の貴公子”,“白夜の国の王子様”とも呼ばれていた。7度の世界チャンピオンであるミハエル・シューマッハはハッキネンを「最強の敵であり、最高に尊敬できるライバル」と認めている。
現在、メルセデス・ベンツとジョニー・ウォーカーのキャンペーン活動の他に、エーシズ・マネージメント・グループ社に加わりドライバー・マネージメント業として、若手ドライバーの発掘と養成にも携わっている。

ファン・マヌエル・ファンジオ、ジム・クラーク、ジャッキー・スチュワートらのように、卑怯な手段を用いずともチャンピオンになれるということを身をもって示したクリーンファイターの代表格で、汚い手がどういうものかさえ知らない、そんな清々しいドライビングスタイルが印象的であった。

素朴で人が良く、取材関係者の間でもファンが多い。特に津川哲夫・西山平夫・今宮雅子がファンであることを公言している。

柴田久仁夫は「ハッキネンはとびきり速いことは速いが、F1の世界では珍しい“普通の人”である。とびきりのエゴイストでなければ、ワールドチャンピオンになれないと僕は思い込んでいた。直接この目で見て接してきたアラン・プロスト、アイルトン・セナ、ナイジェル・マンセル、ミハエル・シューマッハ、デイモン・ヒル、ジャック・ヴィルヌーヴらが多かれ少なかれ、みんなそうだったからだ。1996年アルゼンチンGPでハッキネンと食事する機会があったとき、『フェアプレーの大事さ』を聞かされたことがある。また、1997年の開幕戦オーストラリアGPで前年チャンピオンのヒルが移籍先のアロウズで苦戦しぼろぼろの状態にあったとき、それを冷笑するシューマッハやヴィルヌーヴをたしなめる、そんなまともな感覚をハッキネンは持っている。まるで騎士道物語の主人公のように勝敗よりも潔さを尊ぶ心根で、シューマッハたちがとうの昔に捨ててしまった『勝つ為には余計なもの』を、ハッキネンはまだ大事に抱えているのに、ワールドチャンピオンとなった」と述べている。

引用元:ミカ・ハッキネン - Wikipedia





人気の投稿(過去7日間)