1月31日、合同テストを2月1日に控えてるヘレスサーキットにてトロロッソの2015年仕様のニューマシンを披露した。車両規定が変更となり各チームの解釈による処理が注目される中、やはりトロロッソも昨年型の突起ノーズと決別し今年のスタンダードとなりそうな幅広なロングノーズとなった。ドライバーも今年も若手に一新、マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツJr.らに注目が集まる。
トロロッソは31日、2015年を戦うF1マシン『STR10』を正式に発表した。
今年、チーム創設10年目を迎えたトロロッソが、節目のシーズンに投入する新車STR10を、合同テストの開幕を控えるヘレス・サーキットで披露した。
例年通りスポンサー主催のお披露目式で除幕されたSTR10は、今年も従来のカラーリングを採用。しかし、前作STR9のような奇抜なアリクイノーズからは脱却し、突起のないスタンダードな幅広のノーズを採用してきた。
また、マシン後部も、昨年のローバックダウン方式から後方下側をえぐるアンダーカット気味の処理に見えるほか、インダクションポッドのやや後ろには小さな開口も追加。代表のフランツ・トストも、ユニークかつこれまでで最も最高のマシンと自信をみせた。
チームは2006年の参戦以来、レッドブルのジュニアチームとして、これまで多くの若い才能をデビューさせてきたが、今年は若干17歳のマックス・フェルスタッペンと20歳のカルロス・サインツJr.というチーム史上最も若いふたりを走らせる。
ただ、あまりに若いフェルスタッペンの登場は、F1デビューの低年齢化とペイドライバーの安易な起用を抑制する動きを加速。その結果、新たにスーパーライセンスをポイントで規則化することになった。引用元:トロロッソ、突起排した新車『STR10』を発表 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)