10月17日は、歌手の串田アキラ(くしだ アキラ)の誕生日です。数々の楽曲で聴かれるそのソウルフルな歌声は特撮ファンやアニメファンを長年に亘り魅了し続けている。愛称は「クッシー」。
串田 アキラ(くしだ アキラ、1946年10月17日 - )は、日本の歌手。本名は串田 晃(読み同じ)で、1980年代後半から2000年代にかけては本名名義で活動していた。愛称「クッシー」。神奈川県横浜市出身。未婚。
1969年、「からっぽの青春」で東芝EXPRESSレーベルよりデビュー。 同年結成されたNHKのヤング101に第一期生として加入し、翌1970年1月10日からNHK総合テレビジョンで放送が開始された音楽番組『ステージ101』の初期の出演メンバーとして活動した。
1979年公開の映画『マッドマックス』の日本版エンディング「Rollin' Into The Night」の主題歌を歌唱。同曲を聴いた作曲家の渡辺宙明に声を気に入られ、1981年に特撮テレビドラマ『太陽戦隊サンバルカン』の主題歌を担当する。
以後、『宇宙刑事ギャバン』『キン肉マン』をはじめとする数多くのアニメ・特撮の主題歌や挿入歌を歌い、アニソン歌手としての地位を確立した。また、CMソングも多数歌っており、特に富士サファリパークのCMソングは30年以上にわたりオンエアされ続けている。
2003年7月には、影山ヒロノブらとともにブラジルのアニメイベント「ANIME FRIENDS」に参加。以降、海外でのアニメ・特撮関係のライブイベントに精力的に参加している。2006年には新たにバンド「SHAFT」を結成した。その後もアニメ・特撮ソングのボーカリストとして第一線で活躍しつつ、R&Bシンガーとしても継続的にライブ活動を行っている。
2010年には、特撮テレビドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』において作中登場アイテム・オーズドライバーの音声を担当。特撮作品では1980年代より主題歌・挿入歌の歌唱で参加してきたが、声優として出演するのは同作が初となった。なお、同作には挿入歌の歌唱(コーラス)としても参加している。
2024年1月23日、急性膵炎による入院が発表された。半年後の7月に退院を報告した。
特撮界においては、宮内タカユキ、石原慎一、水木一郎とともに、スーパー戦隊シリーズ・仮面ライダーシリーズ・メタルヒーローシリーズの東映3大特撮シリーズすべてで主題歌を歌った数少ない歌手である。特にメタルヒーローシリーズにおいては、同シリーズ最多となる計5作品で主題歌を担当している。なお、同年代に活躍したMoJo、宮内タカユキとは特に親交が深い。
ソウルフルで迫力あるハスキーボイスが特徴。変声期に無理に大声を出したことにより、かれ声になったという。もともとはソウル、R&B歌手としてデビューした。