4月18日は、ラジオパーソナリティー・シンガーソングライターのつボイノリオの誕生日です。現在は主に東海地方でラジオパーソナリティーをしている。
つボイ ノリオ(本名:坪井 令夫(読み同じ)、1949年〈昭和24年〉4月18日 - )は、日本のラジオパーソナリティ、シンガーソングライター、有限会社坪井令夫商店代表取締役。
デビュー当時は「坪井のりお」の芸名で活動していたが四柱推命マニアのリスナーから「その名前では大成功を収めるが、真っ逆さまに転落してしまう」とのハガキが届く、そのリスナーが提案した芸名が「つボイノリオ」で「この名前では、絶対に成功しないが、長続きする」と書いてあったという。この際、「太く短く」と「細く長く」のどちらを選ぶか迷ったが、CBCの中島公司アナウンサーから「人気は逃げるけど、実力は逃げないよ」と言われ、自身も一過性の人気よりも長年DJとしてやっていく実力をつけたいと考えて「つボイノリオ」を選択したという。
『プリンプリン物語』では本名の「坪井令夫」名義で活動した(物語後半あたりからは「つボイノリオ」名義になっている)。
現在は東海地方限定のような形で芸能活動を展開しているが、1970年代後半 - 1990年代初頭にかけては、パーソナリティとしての高い才能が買われ、東海地方のみならず関東(ニッポン放送など)、関西(KBS京都など)でもレギュラー番組を獲得し、それら担当番組も軒並み高い聴取率を得ていた。そのため少なくとも2020年代において50代以降の年代には全国的にもつボイの名は広く知れ渡っており、東海地区のみならず全国規模においてもラジオ界の大御所として位置づけられる人物である。ラジオの月刊誌などでは頻繁に永六輔、吉田照美、大沢悠里ら東京キー局で人気ラジオ番組を長年受け持っている大御所と並んでつボイの紹介記事が掲載されている。また、CBCテレビ製作のTBS系全国ネットアニメにもゲスト声優として出演したことがある。
『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)でDJとしての能力が高く評価された大槻ケンヂや西川貴教らも、つボイが担当していた『オールナイト』や『ハイヤングKYOTO』(KBS京都)を学生時代に欠かさず聞いており、彼らのラジオ番組での話術の特徴であるサブカルチャーに対する造詣の深さや下ネタを巧みに織り込んだ話し口は、少年期に聞いたつボイの話術が大きく影響してのものである。そのため、彼らは「ラジオ界における師匠のような存在」としてつボイに敬意を払っており、名古屋に仕事で来る時には真っ先にCBCに赴き、つボイのところまで挨拶をしに来るというのが慣例となっている。
ラジオパーソナリティとしては、自らの芸風からFM局に対する対抗意識が強く、「FMなんてお洒落さを看板にして気取っているだけ」と発言している。しかし、自らも過去にはFM愛知で「つボイノリオのバックステージパス」と言う音楽番組を持っていた。
ラジオ番組内で骨髄バンクを取り上げることが多く、闘病中の患者やドナーからの投稿も多い。
代表作ともいうべき「金太の大冒険」は、多くのタレント・俳優・スポーツ選手たちが愛唱歌としてカラオケなどでも歌っていると伝えられている(稲本潤一、天海祐希、森谷威夫ほか)。また山下達郎もこの曲を含めつボイの音楽作品を評価している人物であり、自身のラジオ番組で「変歌特集」なる特集を組む際には必ずつボイの歌を番組の「トリ」として流すのが慣例化している。山下曰く「つボイさんは実際に会うと、とてつもなく腰が低くいい人だが、いざ歌となると狂気の世界に突入する」と語る。
金太の大冒険 - Wikipedia