12月1日は、イギリスのロックバンド「JAPAN」のドラマーとして一世を風靡のちにソロに転じ、日本のミュージシャンとのセッションも多い、スティーヴ・ジャンセンの誕生日です。
スティーヴ・ジャンセン(Steve Jansen、本名:Steve Batt、1959年12月1日 - )は、英国・ロンドン シドナム出身の演奏家(ドラマー)、作曲家、音楽プロデューサー。
デヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)は実兄。
1971年、兄のシルヴィアンと共にギターを手にし、T・レックスのマーク・ボランやミッキー・フィンに影響を受ける。しかしスティーヴは左利きであったため、1974年にドラムに転向。1976年、シルヴィアン、ミック・カーン、リチャード・バルビエリと共にバンド「ジャパン」を結成。バンドは1982年に解散。
解散後は、バルビエリや高橋幸宏らとコラボレートし、実験的な作品を発表。坂本龍一、一風堂、土屋昌巳、アニー・レノックス、アンニャ・ガルバレクのサポートなども手掛ける。1985年にはバルビエリと共に(1991年にはカーンも合流)、ヴァージン・レコード、ベンチャー・レコード(ヴァージン・レコードの子会社レーベル)、独立レーベルに渡って5枚のアルバムを発表した。さらに、バルビエリとカーンとのトリオ「JBK(Jansen/Barbieri/Karn)」で、ポリドール・レコードより4枚のアルバムをリリース。
写真家としての顔も持ち、2015年には日本オリジナル編集の写真集『Through A Quiet Window』を出版。2018年には京都伊勢丹にて写真展も開催された。