12月7日は、イギリス出身のミュージシャン、グレッグ・レイクの命日です。2016年12月7日没。69歳。プログレッシブロックバンド「キング・クリムゾン」や「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」などの活動で一般によく知られている。
グレッグ・レイク(英語: Gregory Stuart "Greg" Lake、1947年11月10日 - 2016年12月7日)は、イギリス出身のボーカリスト、ベーシスト、ギタリスト、作詞家、作曲家。
1969年にデビューを飾ったプログレッシブ・ロック・グループ、キング・クリムゾンにおいてはデビュー・アルバムの『クリムゾン・キングの宮殿』でベースとボーカルを担当。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』ではピーター・ジャイルズがベースを担当した為に、ベースではなくギターを弾いている。その後、1970年にエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)を結成。同バンドの人気上昇とともに、グレッグ・レイク自身も世界的な知名度を獲得していった。
1980年にELPが解散した後、ゲイリー・ムーアやテッド・マッケンナ等を迎えたソロ・プロジェクトに着手し、1981年に発表された初のソロ・アルバム『グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア』は、ELPとは異なりギターを重視した音作りで、レイクのボーカルもよりハードロック的になっている。1983年には一時的にエイジアのメンバーとなってカール・パーマーと合流し、伝説的な武道館公演を行っている(この公演の模様はライブ・ビデオ『エイジア・イン・エイジア』に収録されている)。
その後、しばらくソロ・アーティストとしての活動を行なっていたが、ELPを再結成させて、ワールド・ツアーを敢行。
2016年3月10日、キース・エマーソンが急死。訃報を受けたレイクは哀悼のメッセージを送った。そして12月7日、自身も癌闘病の末に死去。69歳没。