見事すぎるポール・トゥ・ウィン、3連勝で2015年シーズンを締めくくったニコ・ロズベルグ(メルセデス)。この勢いを来年に繋げられるか。
2015年F1第19戦アブダビGPは29日(現地時間)、ヤス・マリーナ・サーキットで55周の決勝レースが行われ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが今季6勝目を挙げた。
予選で6戦連続のポールポジションを獲得したロズベルグが2015年チャンピオンのルイス・ハミルトンを寄せつけない走りで3戦連続のポール・トゥ・ウインを達成。来季の王座獲りに弾みをつけ、全19戦の最後を締めくくった。引用元:ロズベルグが初の3連勝で有終の美。ベッテル4位 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
スタートダッシュを決めたロズベルグはその後追いすがるハミルトンをぐんぐん引き離す。レースペースは完全にロズベルグのものだ。
そして後方ではアロンソ(マクラーレン)がマルドナド(ロータス)に突撃。アロンソは後方に沈みながらも2周遅れでチェッカー。
ボッタス(ウィリアムズ)はピットでバトン(マクラーレン)と交錯。ボッタスはフロントウイングにダメージを受けたまま1周を不意にしてしまう。
ロズベルグ、チェッカー後に歓喜のドーナツターン!今レースは最終戦という事もあり色んなドライバーが各所でドーナツターンを披露していた。
アブダビGP優勝はロズベルグ、ハミルトンは2位、3位にライコネン(フェラーリ)という結果。
F1第19戦アブダビGP 決勝レース結果 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
アブダビGPにて2015F1ドライバー集合写真。
2015年F1、メルセデス勢のほぼ独走状態。初年度からそう上手く行かないだろとは思ってたけど、ここまで凋落するとは思わなかったマクラーレン・ホンダ。凋落と言えばルノーもここまで堕ちるかと散々なシーズン。その中でもフェラーリ、特に移籍初年度のベッテルは大健闘した方だと個人的には思う。マノー・マルシャも消滅寸前までだったのが昨年の改良型シャシーと1年落ちフェラーリPUでよく健闘した方だと思う。新人ドライバー達もそれぞれの立場で健闘していた。今年は当たり年だとは思う。
全体的には、様々な過剰とも思えるペナルティやゴシップ並みの下衆いネタ合戦などが逆にF1のダイナミズムを削いでしまい、正直「つまらない」とハッキリ思えてしまった2015年シーズン。来年度、ハースが新参入、ルノー復活?アストンマーチン?レッドブルの新PU?マクラーレン・ホンダは来年こそは飛躍出来るのか、色んな期待を胸に抱きながらF1の今シーズンを締めくくりたいと思います。