フォーミュラE第11戦は6月28日(日)、イギリス・ロンドンのバタシーパーク内の特設コースで行われた。2014年9月より中国・北京から始まったフォーミュラEは全11戦という長いシーズンを経て、遂に初年度のワールドチャンピオンがこの地にて決定する。
表彰台の優勝サム・バード(ヴァージン)、2位ジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)、3位ロイック・デュバル(ドラゴン)。
公式予選のポールはステファン・サラザン(ベンチュリ)。決勝でもそのまま2位以下の追撃を振り切ってトップでゴールしたが、エネルギー残量のペナルティを受けてしまいレースタイムに49秒加算するペナルティが課せられて15位となる。繰り上がって優勝はサム・バード(ヴァージン)。セバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)は5位、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)は6位、ネルソン・ピケJr.(ネクストEV TCR)が7位に入り、ブエミとはわずか1点差でピケJr.がワールドチャンピオンの座に輝いた。
最後まで目を離せない、激しいバトルが続いたフォーミュラE第1シーズンの最終戦。レースを制したのはサム・バード(ヴァージン)だったが、初代チャンピオンには予選で雨に祟られたせいで16番グリッドに沈んだものの、そこから7位にまで挽回したネルソン・ピケJr.が輝いた。前日に行われた第10戦で勝利を収めたセバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)は、5位でゴールしたものの、僅か1ポイントの差で涙を呑んだ。もうひとりタイトルの可能性を残していたルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)は6位、山本左近はリタイアに終わっている。
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1コーナーのダンプが一晩のうちに修復され、決勝レースは通常のスタンディング・スタートとなった。しかしこの狭いコースとシケインで、とにかく皆攻めるレースが見応えのあるレースとなった。
この様に見た目はかなり派手なレース展開がこれからも期待されるフォーミュラEだが、レギュレーションの周知がこれからより必要になってくるかと思われる。特に一見さんにとってあまり複雑怪奇な到底理解出来ない様なルールにしないで、出来るだけすぐ理解出来る様なシンプルなルールにするのが好ましい。テレビ観戦の人用に画面表示も正確な、それでいて出来るだけ分かりやすいものにする事も必要かと。
決勝はトゥルーリと絡んでリタイアの山本左近。フリー走行、予選そして決勝と全てクラッシュで終えてしまって、一体何をしに来たのだ。
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