2014年10月5日。F1日本グランプリは台風18号が本土接近の影響で終日雨が本降りの中開催された。決勝開催時間を早めるとの提案があったようだが成されずに15時からの決勝スタート。しかしその事が結果的に悪い方向へと働いてしまったようだ。
雨を制したハミルトンが鈴鹿初V。ビアンキが搬送 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
2014年F1第15戦日本GPは5日(日)、三重県の鈴鹿サーキット(1周5.807km)で44周(53周規定)の決勝レースが行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが今季8勝目、通算30勝目を挙げた。
大型の台風18号の接近に伴い、朝から断続的な雨に見舞われた日曜日の鈴鹿。土曜日の段階ではレーススケジュールの変更も一時検討されたが、決勝スタート時刻の午後3時を迎えた鈴鹿サーキットはフルウエットのコンディションながらセーフティカー先導のもと予定通りにスタート。それでも本格的なフルウエットレースとしては2ヒート制で行われた1994年以来、20年ぶりのこととなった。
ハミルトン、ロズベルグ、そしてベッテルというトップ3となった。ビアンキの件もあり自粛した表彰式。
F1第15戦日本GP 決勝レース結果 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
セーフティカー先導でスタートしたが2周で一旦赤旗中断となってしまう。
再開直後にコース上でストップしてしまい、まともにレース出来ずじまいだったアロンソ。
レースでは殆ど良い所もなかったが無事最後まで走りきったケータハム小林可夢偉は19位で完走。
全ドライバーは雨の中果敢にドライビング、流石F1ドライバーたる所を見せつけてくれた。しかしマルシャのビアンキの重大なクラッシュにより46周目で赤旗提示。レースは44周で打ち切られた。
ビアンキ、クラッシュにより意識不明で病院に搬送 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
日本GP決勝中にマルシャのジュール・ビアンキがクラッシュ、意識不明の状態で病院に搬送された。
ウエットレースとなった日本GP決勝の終盤、ビアンキがターン7で飛び出しクラッシュしたため、レースは残り9周の時点で赤旗終了となった。
同じ場所でザウバーのエイドリアン・スーティルがクラッシュ、そのマシンを撤去するための車両にビアンキが衝突したと言われている。
スーティル、ビアンキの事故について語る - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
「僕はあのコーナーでアクアプレーニングを起こした。雨がどんどんひどくなっていて、視界が悪くなってきていた」とスーティル。
「1周後、イエローフラッグが振られている時にジュールがここに差し掛かり、同じスピンをした。それでこうなった」
「(僕と)似たようなクラッシュだったが、結果は少し違うものになった」
「僕のマシンを撤去するために(トラクターが)出ていて、それでこうなったんだ」
セーフティーカーのAMG。
F1日本GPのレーススチュワード、ミカ・サロもさすがに貫禄がつきました。
ゲストのナイジェル・マンセル。同じくゲストの佐藤琢磨とトークショーを繰り広げた。