2024年7月21日日曜日

川谷拓三



7月21日は、俳優の川谷拓三(かわたに たくぞう)の誕生日です。大部屋俳優から上り詰め、昭和を中心に活躍した名優の一人。1995年12月22日、肺癌のため死去した。54歳没。

川谷 拓三(かわたに たくぞう、1941年〈昭和16年〉7月21日 - 1995年〈平成7年〉12月22日)は、日本の俳優。本名は仁科 拓三(にしな たくぞう・旧姓:川谷)。愛称は拓ボン。左利き。

大部屋俳優から上り詰め、昭和を中心に活躍した名優の一人。仁科貴は長男、仁科扶紀は長女、仁科熊彦は岳父、岡島艶子は丈母にあたる。大叔父(実母の叔父)に伊沢一郎がいる。

大部屋俳優として17年間もの長い下積みを経験し、どんなに小さな役や汚れ役でも引き受けた。川谷はとある自著で「実家は貧乏だったけど、おふくろは雑草のように逞しかった。ガキの頃からそういうおふくろの姿を見ていたから、斬られてドブ川に叩き込まれる役でも積極的に演じることができたんだと思う」と記している。

セリフのあるヤクザの役をもらった当初、ヤクザの具体的な振る舞いがイメージできなかった。ヤクザの所作を学ぶため、川谷は酒を飲んでわざと本物のヤクザ相手にケンカを吹っ掛けた。その時の相手の口調や殴り方、殴られ方を覚えて、その後のヤクザ役の芝居に役立てた。

自分の内面を語ることは少なかったが、撮影現場ではいい作品にするため積極的に意見を口にした。とある自著で川谷は、「原作者や脚本家の先生の意見と俺の意見を戦わせることで、いい作品が仕上がっていくと思っている」と記している。

1995年6月下旬に体調を崩し7月に東京の病院に検査入院を行った。川谷も10月からは京都に移り、京大付属病院に入院するが12月22日午後8時30分、肺癌のため死去した。54歳没。

引用元:川谷拓三 - Wikipedia

















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