7月23日は、イギリスのソウルミュージック、ジャズ、R&Bのシンガーソングライター、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の命日です。2011年7月23日、アルコール中毒で亡くなってしまう。27歳没。
エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse、本名:Amy Jade Winehouse、エイミー・ジェイド・ワインハウス、1983年9月14日 - 2011年7月23日)は、イギリスのソウルミュージック、ジャズ、R&Bのシンガーソングライター。
カート・コバーンの死から17年後に同じく27歳で死去し、27クラブに含めることもある。
2003年にアルバム『フランク』をリリースしてデビュー。英国内で67万枚を超えるヒットとなり、一躍トップスターの一人となる。1960年代の初期ソウルミュージックを思わせる生演奏のバンドを従え、ビリー・ホリデイのようなハスキーな歌唱が持ち味である。
2006年のアルバム『バック・トゥ・ブラック』も高い評価を受け、全英で1位(全米では7位)を記録した。ブリット・アウォーズでは、最優秀女性ソロ・アーティストに輝いた。その後もヒットを続け、翌2007年に全英で最も売れたアルバムとなった。
薬物中毒やアルコール依存症など、スキャンダラスな人物でもある。2007年8月、夫と共に飲酒・薬物のリハビリ施設に入所、2008年1月24日には再びリハビリ施設に入所。グラミー賞を受賞した「リハブ」はリハビリ施設へ入所した自身の体験を元にしている。
薬物やアルコールは確実に彼女を蝕み、この頃には病的に痩せ、精神が錯乱状態になったままパパラッチされ追いかけ回された疲労から泣いている写真が公表された。全てを失った浮浪者の女のようなエイミーの姿は世界に衝撃を与えた。
2011年7月23日、ロンドンのカムデンにある自宅にて遺体で発見された。死去直前にドラッグとアルコールを過剰摂取していたという証言はあったが、死後数日の時点では警察からの発表はなく、正式な死因は不明のままであった。
2013年1月8日、当初の検視官に資格の問題があったために、再度行われた検死の結果が発表された。死因はアルコール中毒で、一般に致死量とされる程度の酒を摂取していた。遺体が発見された寝室の床の上には空になったウォッカの瓶が2本あり、本人が自ら飲んだもので事件性はないという。