3月27日は、イングランド出身のミュージシャン・キーボーディストのトニー・バンクス(Tony Banks)の誕生日です。プログレッシブロックバンド「ジェネシス」の創設メンバーであり、長年にわたり「ジェネシス」の音作りの核となっていた。ソロアーティストとしても活動している。
トニー・バンクス(Tony Banks、1950年3月27日 - )は、イングランド出身のロックミュージシャン、キーボーディスト。
同国を代表するロックバンド「ジェネシス」の創設メンバー。グループ以外に、ソロアーティストとしても活動している。2010年、ジェネシス名義で「ロックの殿堂」入り。
プログレッシブ~ポップ路線というジェネシスの音楽性の変化の中で、トニーのキーボード演奏、アレンジは常にその中核を担っている。長いバンドの歴史において、常にステージの右側にキーボードの要塞と共に陣取り、派手なパフォーマンスこそ見せないが、ジェネシス・サウンドにおいて重要な役割を果たした。一部の楽曲ではアコースティックギターを演奏している姿も見られる。
ジェネシス以外でも、ソロ活動や映画サウンドトラック制作、あるいはバンクステートメント (Bankstatement)及びストリクトリー・インク (STRICTLY INC.)というグループでの活動も行ってきた。ジェネシスのメンバーであるピーター・ガブリエル、フィル・コリンズ、マイク・ラザフォードらのソロ活動はすべて大成功を収めたのに対し、トニーのソロ活動はセールス的にあまり成功しなかった。
2004年、クラシックのレーベルであるナクソスより、以前より構想していたオーケストラ組曲の「セブン」をリリースした。
ライブにおいてはほとんどポーカーフェイスで淡々と演奏をこなしているが、1976年のコンサートでは珍しく嬉しそうに演奏している姿が見られる。また、マリリオンのフィッシュとの共作「Shortcut to Somewhere」等の一部PVでは普段ファンの前では見せないお茶目な姿を披露している。
ジェネシス (バンド) - Wikipedia