オープン・コクピットが当然の様に思われていたF1マシンも、近い将来クローズド・コクピット、屋根の付いたF1マシンになる日が来るかもしれない。
2016年第2回バルセロナテストの3日目、HALO(ハロ、ハロー、ヘイローとも呼ぶ)と呼ばれるコクピット保護システムの実走テストを、フェラーリのキミ・ライコネン車で行われた。かねてからクラッシュなどによるマシンの部品の飛来から頭部を守る為に、さらなるデバイスをコクピットを覆う様に取り付けましょう、という議論がされて来た。今回は実際にHALOと呼ばれるロールバー状のものを取り付けてテストが行われた。2017年シーズンに向けてこれらを現実のものにしたいという事らしいのだが…。
コクピット保護システム「ハロ」を実走テスト - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
キミ・ライコネン、“ハロー”型の頭部保護システムを実車テスト 【 F1-Gate.com 】
テスト開始直後にハロを装着したキミ・ライコネンのフェラーリSF16-Hはインスタレーションラップを1周走り、システムの感触を確かめたが、実走テストはこれで終了。フェラーリもこの日のテストで再度システムを搭載することはないと認めている。
引用元:コクピット保護システム「ハロ」を実走テスト - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
この手のモノは格好じゃないのは分かっているんだけど、やっぱり格好悪いな。これで十分に機能するんだろうか。そもそも、まともに前が見えるんだろうか。もしやHALOが不可抗力でもげてコクピットを直撃、なんて事が起きないとも限らないし。逆に危険ぽい様な…。他に戦闘機などのキャノピー型も議論されているが、これはこれで逆に脱出時に時間かかりそうな…。どうなって行くんでしょうか、F1。