2015年スーパーGT第5戦、鈴鹿サーキットにて伝統の耐久レース「インターナショナル SUZUKA 1000km」決勝レースが8月30日(日)午後0時30より、走行距離のべ1000kmのレースがスタートした。天候は小雨からのフルウエット状態となり、後半曇りから晴れ間も射す(レース終了間近に再び小雨〜雨となってしまう)というめまぐるしく天候の変わる中レースは行われた。
めまぐるしく変わる天候、2度の長いSC、後半の様々な困難をくぐり抜け、規定時間6時間をめいっぱい走りきりトップでゴールのPETRONAS TOM’S RC F。
スーパーGT第5戦インターナショナル鈴鹿1000kmは30日、SC(セーフティーカー)が2度入る波乱のレースとなり、1000km(173周)には届かない163周で決勝レースが行われ、9番グリッドスタートのPETRONAS TOM’S RC Fが鈴鹿1000kmを2連覇。2位はZENT CERUMO RC Fが入りレクサス勢のワン・ツーとなった。
ロシターを讃える様に飛びつく伊藤大輔。そして関谷監督、みんないい顔している。
鈴鹿1000km前半を引っ掻き回したのがNSX勢。あれよあれよという間にトップに立ったEpson NSX CONCEPT-GT。
そして「小暮劇場」を展開してみせたドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT。一時はトップを走ったが最後の最後でストップ、ドナドナされるまでひたすら「小暮劇場」状態だった。
GT300も各車それぞれドラマのある走りを展開。終盤終止付かず離れず状態のGAINER TANAX GT-RとStudie BMW Z4のトップ争いは見応えあった。
スーパーGT第5戦インターナショナル鈴鹿1000kmは30日、173周の決勝レースがスタートし、GT300クラスは予選2番手からスタートしたGAINER TANAX GT-Rが、終盤のStudie BMW Z4との接近戦を制し優勝。ポイントランキングでもリードを広げることに成功した。
序盤トップを快走したシンティアム・アップル・ロータス。SC時のピットストップ違反で90秒ストップという長いペナルティを受けた。これが響いた。
GT500優勝のPETRONAS TOM’S RC F、GT300優勝のGAINER TANAX GT-R、ドライバー達。
スーパーGT第5戦鈴鹿1000km 決勝結果 - SUPER GTニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
セーフティーカー導入周回が全体的に長過ぎた様な気がしたが、モータースポーツを取り巻く様々な問題が起こっている最中なのでこれは致し方ない所か。しかし今年は天候に翻弄され、なおかつ様々なドラマが展開されてなかなか見応えがあった6時間で終止目が離せなかった。それではまた来年の鈴鹿1000kmで。
2015 AUTOBACS SUPER GT Round5 - YouTube
次戦、スーパーGT第6戦SUGOは9月19日〜20日に開催される。