2015スーパーGT第4戦FUJI GT 300km RACE、決勝レースが8月9日(日)富士スピードウェイにて行われた。8日の予選は比較的涼しい中行われたが、9日は快晴で猛暑の中行われた。展開は各クラストップが逃げて2位以下のバトルが熾烈なレースとなった。レースが進み、特に後半コースのそこら中にマシンのパーツやタイヤかすなどが落ちていて危険な場面もあったのだが、赤旗など出さずになんとか最後までレースを乗り切ってくれて大変盛り上がったレースとなった。特にGT500クラス優勝のD'station ADVAN GT-Rの後半の追い上げは正に素晴らしい逆転劇ともいえる。
GT500クラススタートの模様。このままZENT CERUMO RC Fが逃げ切る展開かと思いきや…。
スーパーGT第4戦は9日、富士スピードウェイで66周の決勝レースが行われ、残り10周で怒濤の追い上げを見せたD'station ADVAN GT-Rが今シーズン初優勝を飾った。2位にはZENT CERUMO RC F、3位にカルソニック IMPUL GT-Rと、レクサス強しの戦前の予想を覆し、GTーRがトップ4の中で3台が入る強さを見せた。
GT300、トップをひた走るARTA CR-Z GT。ラスト7周、クラッシュしたマシンの影響でメインストレートにはタイヤかすやパーツなどがそこら中に転がっており、その中を縫う様にして各マシンが駆け抜けた。
スーパーGT第4戦は9日、富士スピードウェイで66周の決勝レースが行われ、GT300クラスはポールシッターのARTA CR-Z GTが優勝した。
GT500クラス表彰台。KONDO RACINGは、2010年の開幕戦鈴鹿以来の優勝。佐々木は嬉しい初優勝で、クルムは2004年以来の通算6勝目だという。3位のカルソニック IMPUL GT-Rもファイナルラップでパスしての表彰台ゲット。
KONDO RACING近藤真彦監督とミハエル・クルム選手。
GT300クラス、ポール・トゥ・ウィンのARTA CR-Z GT、なんとクールスーツを外しての走行が功を奏したのか2位以下をみるみる引き離した。20kgと言えど馬鹿には出来ない。
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