10月11日は、アメリカのシンガーソングライターで1980年代に一世を風靡したブルー・アイド・ソウル・デュオ「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」ではリードボーカル、ギター、キーボード等を担当していた、ダリル・ホール(Daryl Hall)の誕生日です。
ダリル・ホール(Daryl Hall、1946年10月11日(78歳))
本名はダリル・フランクリン・ホール(Daryl Franklin Hohl)。長い間、公私ともにサラ・アレンと暮らしていた。
ペンシルベニア州チェスター郡ノース・コベントリー生まれ、モンゴメリー郡ポッツタウン(フィラデルフィア近郊)出身、ボーカル、ギター、キーボード担当。
ドイツ系アメリカ人で、ペンシルベニア・ダッチの血も受け継ぐ、音楽家のフランク・ホールと声楽教師のベティを両親に持つ。
1966年、テンプル大学の入学式で新入生のオーツと知り合う。1967年の暮れにバンドとして参加していたダンス会場の楽屋で知り合ったという説もある。
1980年代に同棲したロシア系アメリカ人女性との間に1児を儲けた。
ニューヨークやロンドンなど数軒の邸宅を所持しており、近年は音楽プロデューサーとしても精力を注いでおり、とくに若いアーティストに楽曲を提供している。
近年はR&Bやソウルのテイストを取り入れたポップスで人気を博し、ブルー・アイド・ソウルとして成功したが、若いころは「肌が白く碧い目を持つR&Bやソウルのミュージシャン」と呼ばれることに抵抗感を持ち、音楽に人種は関係ないと振り返って述べている。
2023年、2人が設立した版権管理会社「ホール・オーツ・エンタープライズ」の株式の半分をオーツが投資ファンドに売却しようとしたことに端を発し、ホールがオーツを訴えるなど関係が険悪化した。2024年4月にはオーツがメディアに対し「ホール&オーツはもう終わった」と発言し、5月にはホールも「グループを見ることはもうない」と語るなど、事実上グループは解散し、ソロとして活動する事を表明している。
ホールは最近の米ビルボード誌でのインタビューで、「僕は(自分は)ずっとソロ・アーティストだといつも言ってきた。ジョンとは一緒に仕事をしていただけ。これからは自由に演奏する」と発言。