10月13日は、アメリカのシンガーソングライターである、ポール・サイモン(Paul Simon)の誕生日です。アート・ガーファンクルとのユニット「サイモン&ガーファンクル」として、フォーク・ロック・ミュージシャンとして一世を風靡した。ソロとしても活動している。
ポール・フレデリク・サイモン(英語: Paul Frederic Simon、1941年10月13日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身のシンガーソングライターである。元々はアート・ガーファンクルとの音楽ユニット「サイモン&ガーファンクル」として、フォーク・ロック・ミュージシャンとして一世を風靡した。ソロ・ミュージシャンとしてはフォルクローレのようなラテン、レゲエ、アフリカ音楽など第三世界の音楽を、早い段階から積極的に取り入れ紹介した。
2006年、米タイム誌(Time magazine)は「世界で最も影響力のある100人」の一人に、様々な政治家や哲学者、科学者らと共に、ミュージシャンのポール・サイモンを選んだ。
2011年、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第93位。
1968年の「ミセス・ロビンソン (Mrs. Robinson)」(最優秀レコード賞など計2部門)、1970年の『明日に架ける橋 (Bridge Over Troubled Water)』(アルバム、シングルに対して計5部門)、1975年の『時の流れに (Still Crazy After All These Years)』(最優秀アルバム賞など計2部門)、1986年の『グレイスランド (Graceland)』(アルバム、シングルに対して計2部門)、2003年の生涯業績賞など、16のグラミー賞を受賞。2007年には、新設されたガーシュウィン賞の最初の受賞者となった。
また、1990年にサイモン&ガーファンクルとして、2001年にはソロでロックの殿堂入りを果たした。
旧友アート・ガーファンクルとは、時折の再結成を除き、デュオ解散後、特に『ハーツ・アンド・ボーンズ』製作中に決裂した後は絶縁に近い状態が続いた。1993年の一時的な再結成コンサート以来、10年間は完全な絶縁状態だったといわれる。2003年、グラミー賞の功労賞を『サイモン&ガーファンクル』が受賞したのをきっかけに、約10年ぶりに再会。そのまま2004年まで再結成し、世界ツアーを行っている。
ガーファンクルとの“犬猿の仲”は有名な事実で、過去にもテレビやコンサートでもジョーク混じりでよく話題にされているが、サイモンは2003年のコンサートツアーのインタビューにこう答えている。
「アート(ガーファンクル)を友人とは思っていない。彼は家族だと思っている」「家族はどんなに喧嘩をしても、嫌いになるわけではない。家族ってそういうものだろう」