2023年11月5日日曜日

范文雀



11月5日は、女優の范文雀(はん ぶんじゃく)の命日です。70年代から80年代にかけて様々なドラマや映画に出演して人気を博した。2002年11月5日没。54歳。

范 文雀(はん ぶんじゃく、1948年〈昭和23年〉4月15日 - 2002年〈平成14年〉11月5日)は、日本の女優。愛称は文ちゃん。

1970年(昭和45年)に放送されたテレビドラマ『サインはV』をはじめ、多くのテレビドラマや映画に出演した。

東京都中野区生まれ、広島県広島市育ち。一男一女の長女。国籍は台湾であったが、両親も日本育ちであり、中国語はできなかった。

父親は台湾人の音楽家であったが、范が5歳の時に帰国してしまい、残された文雀は母、兄とともに広島市の祖父母宅へ身を寄せることとなった。

大学在学中の1968年(昭和43年)、テレビ番組『特別機動捜査隊』(NETテレビ)に端役で出演し女優デビュー。

1970年(昭和45年)、TBSの『サインはV』にエリザベス・サンダースホームで育てられた悲運の混血アタッカー「ジュン・サンダース」役で出演したが、繊細な心を持ちながら、表面的には突っ張った部分を持つジュンの役柄は多くの視聴者の共感を呼び、志半ばで骨肉腫で倒れるストーリー展開に対しては、全国のファンから助命嘆願が数多く届くほどだった。なお、この役はドーランで肌を黒く見せていた。続くスチュワーデスを描いたドラマ『アテンションプリーズ』にも田村早苗役で出演し、范の人気は不動のものとなった。

人気絶頂期の1973年(昭和48年)には、『2丁目3番地』(日本テレビ)で共演した寺尾聰と結婚、一時芸能界を引退したものの、翌1974年(昭和49年)には離婚し、芸能界に復帰した。

エキゾチックな風貌と演技力が評価され、梶芽衣子主演の映画『野良猫ロック』シリーズを始め、『服部半蔵 影の軍団』『プレイガール』『Gメン'75』などの人気テレビシリーズや、『リア王』『夏の夜の夢』『鹿鳴館異聞』などの数多くの舞台にも出演した。また、1993年(平成5年)からで放送された海外ドラマ『ドクタークイン大草原の女医物語』(NHK)では、19世紀後半のアメリカ西部の舞台に、偏見や差別といった障害に屈することなく信念を貫き、医療に従事する女医ミケーラ・クイン役を主演したジェーン・シーモアの吹き替えを担当した。

1998年(平成10年)頃、腋のリンパ節から悪性リンパ腫との診断を受ける。半年間に及ぶ入院治療などによって小康が得られていたが、2002年(平成14年)10月中旬から体調が悪化、11月5日午後1時38分、入院中だった東京都内の病院で死去した。満54歳没。死因は心不全と発表された。

引用元:范文雀 - Wikipedia
















サインはV - Wikipedia



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