内容紹介
天才ドライバーが初めて明かすレーサー人生
幼少時代、父の影響でカートレースの世界へ進んだ少年は、いつしかF1レーサーを夢見るようになった。カートの世界に飛び込んだ少年は、その才能を開花させ、瞬く間にトップレーサーの道にのぼりつめる。20歳という異例の若さでトップデビューを飾り、現実をまざまざと体感したF1という大舞台。ライバルたちとの戦い、チームとの確執、初の栄冠までの苦悩、家族・恋人・友人の支え、父との永遠別れ、そしてF1引退まで、そのすべてをジェンソン・バトンが語る。
著者について
[著者略歴]
ジェンソン・バトン
1980年1月19日、イングランド・サマセット州フルーム生まれ。
ラリークロスのレーサーだった父ジョン・バトンの影響で幼いころからモータースポーツの世界にのめりこむ。
17歳にしてヨーロッパ・フォーミュラ・スーパーAチャンピオンシップで優勝した最年少ドライバーになる。
そして2000年、弱冠20歳でF1デビューを果たす。
1年目はF1史上最年少のポイント・スコアラーを記録し順調なスタートを切るが、その後は度重なる移籍やチームの不振が続き、2006年シーズンのハンガリーGPで待望の優勝を遂げる。
そして、2009年には開幕から一度もポイントリーダーの座を譲らずに初の世界王者に輝く。
その後もトップレーサーとしてF1界を牽引。2017年の引退までに300戦を超えるレースを戦った数少ないドライバーの1人。
2018年からはチーム国光の一員として日本国内最高峰レースSUPER GTにフル参戦。シーズン1年目でチャンピオンに輝いた。
レース以外の場では、ジェンソン・バトン・トラストを設立し、「ジェンソン・バトン・トライアスロン」レースの主催などを通じて資金を集め、がん研究などに寄付している。
[訳者略歴]
児島 修
英日翻訳者。1970年生まれ。立命館大学文学部卒。
訳書に『シークレット・レース ~ツール・ド・フランスの知られざる内幕』(小学館文庫)、『スター・ウォーズはいかにして宇宙を征服したのか』(パブラボ)、『やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす』(大和書房)、『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』(ダイヤモンド社)、『ペドロ・マルティネス自伝』など。
ジェンソン・バトンの自伝本『LIFE TO THE LIMIT』の日本語版が4月18日に発売されることが決定。すでに予約が開始されている。
2017年の10月に英国で発表された『LIFE TO THE LIMIT』では、ジェンソン・バトンの幼少期からF1デビュー、ウィリアムズへのチーム騒動、チャンピオン獲得、マクラーレンでのルイス・ハミルトンのチームメイトバトル、そしてSUPER GT参戦までが描かれている。
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