日本全国が猛暑の中、今回スーパーGT選手権第5戦が行われた富士スピードウェイも例に漏れず、8月7日(日)決勝レーススタート時刻の午後2時35分で気温33℃路面温度49℃猛暑の中で66周の決勝レースが行われた。
GT500ポールスタートのカルソニックIMPUL GT-Rがスタートから快調に飛ばし2位以下を引き離すが、19周目、GT300クラスのアールキューズSLS AMG GT3が接触の影響でボンネットをコース上に飛ばしてしまう。ここでセーフテイカーが入り折角築き上げたリードがオジャンに。だがその後2位で追いつめていたS Road GT-Rのクラッシュにより展開が楽になり、無事最終周までトップを明け渡す事無くカルソニックIMPUL GT-Rの今期初優勝となった。
2位にはKEIHIN NSX CONCEPT-GT、3位にはRAYBRIG NSX CONCEPT-GT。NSX勢もコレが今期初表彰台。
GT500:トラブル続出の酷暑の決勝、カルソニックGT-Rがリベンジを果たす今季初優勝
GT300はスタートからARTA BMW M6 GT3にHitotsuyama Audi R8 LMSが追いかける展開。ピットストップ等での順位変動はあったが、この2台のトップ争いは最終周のゴール手前まで続く。
トップのARTA BMW M6 GT3とHitotsuyama Audi R8 LMSのトップ争いはゴールまで続き、その差0.106秒という僅差でARTA BMW M6 GT3が逃げ切った。
GT300:その差わずか0.1秒。最終周の猛攻防いだARTA M6が待望の今季初優勝
走行中にリアウイングを飛ばすアクシデントに見舞われコースオフしたKeePer TOM'S RC F。飛んだウイングはピットロードの方まで飛んで行ってしまった。危ない。
35周目のTGRコーナーで千代がドライブし2番手を走行していたS Road GT-Rがブレーキトラブルでハイスピードクラッシュ!心配されたが自らマシンから降り無事をアピール。
皆さん、ご心配ありがとうございます。検査結果は特に異常ありませんでしたが、優しい社長と先輩が、お見舞いにお弁当を持って来てくれました🍱
— 千代勝正 (@KATSUMASA_CHIYO) 2016年8月7日
ものすごいお腹空いてたので、めっちゃ嬉しかったです😂 pic.twitter.com/kUugV4HWyi
GT500クラス優勝のTEAM IMPUL 安田裕信とJ-P.デ・オリベイラ(と、星野監督)。
GT300クラス優勝のAUTOBACS RACING TEAM AGURI 小林崇志と高木真一。
【順位結果】スーパーGT第5戦富士 決勝結果
2016 AUTOBACS SUPER GT Round5 - YouTube
スーパーGT、次戦は8月27日(土)・28日(日)鈴鹿サーキットで45TH INTERNATIONAL SUZUKA 1000kmが開催される。夏の終わりを告げる長丁場のレース、しっかりと見届けよう。