オープニングラップこそロズベルグとハミルトンとの意地のぶつかり合いの攻防が見られたが、ほどなくロズベルグがスロットルトラブルで脱落。その後は例によって危なげない走りでトップ独走。ハミルトンはセナの勝利数41をここロシアGPにて追い越してしまった。2位にベッテル(フェラーリ)、そして3位のペレス(フォース・インディア)も最後の最後まで諦めずに表彰台をゲットした。
2015年F1第15戦ロシアGPは11日(現地時間)、ソチ・オートドロームで53周の決勝が行われ、ルイス・ハミルトンが今季9勝目となる通算42回目のトップチェッカーを受け、メルセデスAMGが2年連続のコンストラクターズタイトルを獲得した。
引用元:ニコ無念でルイス完勝。最終周の接触でペレス3位 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
スタート直後のロズベルグ、ハミルトン、ボッタス(ウィリアムズ)、三つどもえの攻防。
後方での混乱。スピンしたヒュルケンベルグ(フォース・インディア)にエリクソン(ザウバー)が突っ込む。
バトン(マクラーレン)の後方に付けていたグロージャン(ロータス)が乱気流に巻き込まれたまらずスピン、ウォールにヒット。
前日のFP3で大クラッシュを期したサインツ(トロ・ロッソ)、無事レース出場は果たしたが、またもやブレーキトラブルでスピンしてしまう。
問題の最終ラップでのボッタスとライコネン(フェラーリ)の接触。ライコネンが強引にボッタスのインに飛び込んで接触。ボッタスはそのままリタイヤ、ライコネンもスローダウン。ペレスが再び3位の座に返り咲いた。ライコネンはこの件で30秒のタイム加算ペナルティが課せられた。
レース後の愛機を労るハミルトン。メルセデスはロシアGPにて2015年度コンストラクターズ・チャンピオンを獲得した。
バトン9位、アロンソ10位とダブル入賞を果たしたマクラーレン・ホンダだが、アロンソのターン16のトラック制限に違反したとして5秒ペナルティを科され残念ながら11位に降格となってしまった。
【正式】F1第15戦ロシアGP 決勝レース結果 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
F1ロシアGPには恒例となったプーチン大統領の姿も。ロシア帽をかぶっておどけるハミルトンw