2025年7月18日金曜日

ニコ (クリスタ・ペーフゲン、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)



7月18日は、ドイツまたはハンガリーで生誕したシンガーソングライター、女優、ファッションモデルのクリスタ・ペーフゲン(Christa Päffgen)の命日です。一般にニコ(Nico)の名で知られている。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが1967年に発表したファーストアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」に参加したことでよく知られる。1988年7月18日、自転車から転倒、頭部を強打し脳内出血で息を引き取った。49歳没。

クリスタ・ペーフゲン(Christa Päffgen、1938年10月16日 - 1988年7月18日)は、ニコ(Nico)の名で知られるシンガーソングライター、女優、ファッションモデルである。

ニコは10代の頃から180cmという長身を生かしパリを中心に『ヴォーグ』、『エル』といったファッション誌のモデルとして活動し、その後、フェデリコ・フェリーニの『甘い生活』(1960年)等の映画に端役で出演している。ニコはこの頃にニューヨークに移り、しばらくの間、ヨーロッパとアメリカの両方で活動を行った。

1962年に俳優アラン・ドロンとの子供、クリスチャン・アーロン・ブローニュ(ブロングと書かれていることもある)、愛称はアリという男児を出産し世間を騒がせた。

ボブ・ディランの紹介でアンディ・ウォーホルに出会ったニコは、ウォーホルが主宰する「ファクトリー」の実験映画に参加する。ウォーホルは自らがプロデュースしていたルー・リード率いるヴェルヴェット・アンダーグラウンドにニコを参加させ、1967年3月のファースト・アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』では4曲でニコがリード・ボーカルをとった。しかし、いわばウォーホルにゴリ押しされた形のニコは他のメンバーに受け入れられず、ニコはデビュー作への参加のみでグループを去る。

1974年の『ジ・エンド』を最後に長い低迷期に入る。

1969年からフランスの映画監督フィリップ・ガレルと交際をし始め、その後結婚するが1979年に離婚している。

1981年に久しぶりに発表されたアルバム『ドラマ・オブ・エクザイル』は、リリースをめぐるいざこざはあったものの、ジョイ・ディヴィジョン、バウハウス、エコー&ザ・バニーメン、ザ・キュアーのロバート・スミス、モリッシー、ビョーク、パティ・スミス、ソフト・セルのマーク・アーモンド、ザ・カルトといったバンドなどに代表されるゴシック・ロックやニュー・ウェイヴ・ムーブメントの中で高い評価を受ける。この時期から、日本を含む世界各地でライブを活発に行い、その模様は多くのライブ・アルバムに記録されている。

1988年7月18日、息子のアリと共に休暇で訪れていたスペインのイビサ島で自転車から転倒、頭部を強打し病院に運ばれた。レントゲン写真で脳内出血が確認され、数時間後に息を引き取った。享年49歳。

引用元:ニコ - Wikipedia



















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