1月7日は、アメリカのミュージシャン・歌手のケニー・ロギンス(Kenny Loggins)の誕生日です。70年代にポップデュオ「ロギンス&メッシーナ」でヒット、70年代後期よりソロで活動。80年代に「フットルース」や「デンジャー・ゾーン」など、映画主題歌でヒットを飛ばした。現在も活動中。
ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)の名で活動するケネス・クラーク・ロギンス(Kenneth Clark Loggins, 1948年1月7日 - )は、アメリカのミュージシャン。日本では、70年代前半にロギンス&メッシーナの曲が数曲ヒットし、さらに「フットルース」や「デンジャー・ゾーン」などの映画主題歌も1980年代にヒットした。
ワシントン州エベレット生まれ。カリフォルニア州アルハンブラにて育つ。
音楽出版社に勤める傍らABCレコード所属の作曲家としても活動。1969年のエレクトリック・プルーンズ再結成時に短期間ギタリストとして参加したほか、彼の初期の曲は、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドが70年に録音している。旧友ジム・メッシーナのプロデュースでデビュー・アルバムを制作するにあたり、メッシーナとのデュオ、ロギンス&メッシーナを結成する。1972年にデビュー。ポップ・フォーク的な作風で、「プー横町の家」、「ママはダンスを踊らない」「愛する人」「放課後のロックンロール・パーティー」などのヒットを飛ばす。ロギンスが作曲した「ダニーの歌」や「愛の歌」は、カナダの女性歌手アン・マレーが採り上げ、全米ナンバーワンヒットを記録したことでも有名である。1977年からはソロとして活動を開始し、1978年、スティーヴィー・ニックスと共演した「二人の誓い」がヒットした。作曲家としても、ドゥービー・ブラザーズの「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」をマイケル・マクドナルドと共作しグラミー賞を受賞するなど、高い能力を示している。
1980年代にも「ディス・イズ・イット」などがヒット。1984年には映画『フットルース』の同名主題歌が全米1位を獲得。1985年にはUSAフォー・アフリカに参加した。「ウィー・アー・ザ・ワールド」で2小節リードボーカルをとっている(パートとしては2回目のサビで、ブルース・スプリングスティーンの次、スティーブ・ペリーの前)。
1986年には映画『トップガン』の主題歌「デンジャー・ゾーン」が全米第2位の大ヒットとなり、映画とともに多くの国でヒットを記録した。
その後、人気は下降したが、1990年代以降も、地道にアルバムをリリース。2005年にはロギンス&メッシーナを再結成。大規模な全米コンサートツアーを行い、アルバム Loggins and Messina Sittin' in Again をリリースした。
2000年公開のディズニー映画「ティガー・ムービー プーさんの贈りもの」で主題歌を担当する。楽曲は「Your Heart Will Lead You Home」。
2013年9月17日に発売されたコンピュータゲームグランド・セフト・オートVのサウンドトラックではラジオDJを務め、自身の曲「アイム・フリー」も提供している。
ロギンス&メッシーナ - Wikipedia