10月29日は、日本のミュージシャン・ベーシストのHEATH(ヒース、本名:森江 博)の命日です。X JAPANのベーシストとして有名。ソロ活動時の名前は「heath」。2023年10月29日に大腸癌で死去。55歳没。
HEATH(ヒース、本名:森江 博 - もりえ ひろし、1968年〈昭和43年〉1月22日 - 2023年〈令和5年〉10月29日)は、日本のミュージシャン。兵庫県尼崎市出身。血液型はB型。X JAPANのベーシスト。ソロ活動時の名前は「heath」、X JAPANでは「HEATH」である。愛称は「ひーちゃん」。
TAIJIの後任としてX JAPANに加入したが、イアン・ヒルやニッキー・シックス、ジーン・シモンズの影響を公言する通り、そのプレイはオーソドックスなピック奏法を主体とした堅実かつ謙虚なものであり、TAIJIのようなエキセントリックなプレイはあまり見られなかったが、楽曲によってはスラップ奏法やスリーフィンガー・ピッキングなども用いており、例を挙げると「SCARS」ではピック、スラップ、スリーフィンガーの3つの奏法を駆使している。
X JAPANのライブにおけるソロコーナーにおいて、「オペラ座の怪人」をベースで演奏するというパフォーマンスを好んで行った。自らのソロ曲である「daydream」も多く演奏した。
ソロコーナーでは、演奏していたベースを破壊するというパフォーマンスも多く披露していた。
X JAPAN再結成後のライブでは途中から上半身裸になることが多い。ちなみに、体型は昔から変わらず、体脂肪率も3〜7%をキープしていた。
SUGIZOとは、自身がX JAPAN加入以前からの知り合い。SUGIZOからは「ハードロック、ヘヴィメタルにどっぷりつかってきたロック小僧だと思うけれど、資質はクラシックプレーヤーに近いんじゃないかな。本当にマジメで、常に練習してるし、譜面どおりに完璧に演奏するタイプ」と評されている。
HEATHは「争いごとの嫌いな優しいやつ」であったということである。
ソロデビュー当初は大手レーベルのポリドールで作品を発表し、1stシングルから3rdシングルまでテレビ番組とタイアップもして彼の歌は流されメインストリームで聞こえていた。しかしHEATHにとっては大手レーベルから報酬を受け取ってレーベルの意向に歩み寄らざるを得ないような図式は性に合わず、シングル3作品とアルバム1作品をポリドールからリリースしてからは作品に独自のレーベル「Welchia Factory」の規格品番「WF」を割り当て、HEATHの切り盛りする公式サイトの通信販売でしか入手できないようになった。HEATHの通販限定シングルの作詞をした鮎貝健が心の内を尋ねたところ、HEATHは「牙を抜かれたくないんだ」と真剣な顔をしてから、一言「なーんてね」とこの話を冗談めかして照れて笑っていた。
2023年に入り体調を崩し、6月に病院へ行ったところ大腸癌が判明。この時点でかなり進行しており、10月に容態が急変、同月29日に入院先の病院で死去。55歳没。生涯独身だった。
あまりの急死であったことからX JAPANのメンバーすらもHEATHが闘病していたことを知らず、SUGIZOも追悼コメントの中で「ずっと闘病していたなんて」と語っている。





