2025年6月20日金曜日

ブライアン・ウィルソン (ザ・ビーチ・ボーイズ)



6月20日は、アメリカのミュージシャンで「ザ・ビーチ・ボーイズ」のリーダーにしてボーカル・ベース担当である、ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)の誕生日です。プレイヤー・プロデューサー兼アレンジャーとして活動、様々なミュージシャンに多大なる影響を及ぼした。1988年に初のソロアルバムを発表した。2025年6月11日に死去。82歳没。

ブライアン・ダグラス・ウィルソン(Brian Douglas Wilson、1942年6月20日 - 2025年6月11日)は、アメリカのミュージシャンでザ・ビーチ・ボーイズのリーダーにしてボーカル、ベース担当である。メンバーのデニス、カールは実の兄弟であり、それぞれ次弟、末弟にあたる。マイク・ラヴは従兄、アル・ジャーディンは高校・大学の同窓生である。また、芸能マネージャーのメリンダ・レッドベッターは妻、実娘のカーニー、ウェンディは、ウィルソン・フィリップスとして活動している。

1942年にカリフォルニア州イングルウッドに生まれ、2歳の時にホーソーンへと移住する。1961年にデニス、カールと知り合ったマイク、アルと共にビーチ・ボーイズを結成し、作曲の殆どを担当する。

ステージ活動と創作活動との両立のプレッシャーから、1964年末よりビーチ・ボーイズのライヴ活動から離脱し、多少のテレビ出演以外は作曲、レコーディング活動に専念するようになる。以後、それまでも起用していたスタジオ・ミュージシャンの比率をより高め、プロデューサー兼アレンジャーとして、ロックンロールの枠に囚われない音楽性を追求する。特に、それまで自分自身がレコーディングでも弾いていたベースにおいては、スタジオ・ミュージシャンを起用することで、自身のテクニック以上の演奏が可能になったため、ルート音(根音)をあえて意識的に外したメロディアスなベース・ラインなど、それまでの常識を打ち破る演奏を残し、ポール・マッカートニーなどにも影響を与えている。

1966年には、傑作『ペット・サウンズ』を制作し、同年シングル盤「グッド・ヴァイブレーション」の大ヒットで、その天才的な音楽的才能を世に知らしめた。この頃、次なる作品『スマイル』をレコーディングするが、ブライアンの精神状態の悪化によりアルバムは発売中止となってしまう。その後、ビーチボーイズにおける楽曲制作、レコーディングへの関与は限定的となっていき、健康状態は悪化の一途を辿っていく。70年代半ばから80年代にかけて、精神科医ユージン・ランディのもと治療を行い、1988年には初のソロ・アルバム『ブライアン・ウィルソン』を発表。その後は、たまにビーチ・ボーイズに参加しつつソロ活動を続けるものの、弟カール死後の1999年以降、分裂状態のビーチ・ボーイズと袂を頒ち、彼自身の名を冠したバンドを率いて精力的にライブを行う。

2024年5月、「認知症により日常生活上の処理が自力でできない状態にある」として、米ロサンゼルスの地方裁判所の判断を受け成年後見制度の対象となったことが12日に報道された。

2025年6月11日に死去。82歳没。

引用元:ブライアン・ウィルソン - Wikipedia




















ザ・ビーチ・ボーイズ - Wikipedia



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