全世界が注目する電気の力だけで走る新レーシングカテゴリー、フォーミュラEが開幕。予選と決勝レースが9月13日に行われた。北京で行われた開幕戦のウィナーは…
フォーミュラE 北京:優勝はルーカス・ディ・グラッシ! 【 F1-Gate.com 】
フォーミュラE 開幕戦・北京の決勝レースが13日(土)、北京 ePrix ストリートサーキットで行われた。
中国・北京にあるオリンピックスタジアム「鳥の巣」の周りに特設されたサーキットで初開催されたフォーミュラE 開幕戦。
25周で争われた決勝レースでは、最終ラップの最終コーナーでトップを争っていたニコラス・プロスト(e.dams)とニック・ハイドフェルド(ヴェチュリー)が接触するという波乱の結末。
結果、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポーツABT)が、記念すべきフォーミュラE初優勝を手にした。2位にはフランク・モンタニー(アンドレッティ)、3位にはダニエル・アプト(アウディ・スポーツABT)が続いた。
アムリン・アグリンから参戦する佐藤琢磨は、レース序盤にトラブルによりコース上でストップ。無線が故障するというトラブルもあり、大きくタイムを落とした。その後、レースに復帰することはできたが、残念ながら完走はできず、4周遅れの17位という結果で終えた。
激しいクラッシュを喫したニック・ハイドフェルドだったが、怪我はないようで、接触したニコラス・プロストに走って駆け寄り、抗議した。
レースで序盤にセーフティカーが導入。レースを地上波で生中継したテレビ朝日は、ラスト1周を残して放送時間切れとなり、トップ争いの最も重要な瞬間を放送できなかった。
上記の時点での結果は暫定扱い。
追記:フォーミュラE北京:決勝公式結果 - 海外フォーミュラニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
思わぬ形でフォーミュラE初開催のウィナーとなったディ・グラッシ(アウディ・スポーツABT)
ハイドフェルド(ヴェチュリー)とニコラス・プロスト(e.dams)の最終ラップでの大惨事。ニックはよくあのクラッシュで無事だったものだ。テレビ朝日の生中継では残念ながら放送時間切れで白熱のラスト1周が放送出来なかった。ここが一番のクライマックスだったのに。
モータースポーツは最後まで何があるか分からないから素晴らしい。しかし折角の生放送なのに、地上波では例によってCMの嵐でちっとも落ち着いて見られなかった。そして最後まで放送出来なかった事はやはり悔やまれる。テレ朝はこれからもフォーミュラEを放送して行くつもりならば、今後の放送体制についても相当に熟考する必要がある。
状況的にも不利だったが佐藤琢磨らしい追い上げも見せるが、トラブルでストップしてしまう。最終的に21周目でリタイヤ。
注目のピットストップは別の同型車に乗り換えるというもの。これからこの件についてもよく考慮する必要があるのかと。
セーフティーカーもハイブリット車だ。BMW i8、カッコいい。
二世ドライバー勢揃いの図(ブルーノ・セナは甥だが。いろんなところが親父そっくりのニコラス・プロスト、そしてネルソン・ピケJr.)
フォーミュラE 北京 予選:ニコラス・プロストがポールポジション 【 F1-Gate.com 】
フォーミュラE 北京 予選が13日(土)、北京 ePrix ストリートサーキットで行われた。
フォーミュラEの予選は、最速タイムを争う直接対決。20名のドライバーが5名ずつ4つのグループに分けられ、各グループは10分間でタイムアタックを行う。ポールポジションを獲得したドライバーには3ポイントが付与される。
記念すべきフォーミュラEの初ポールポジションを獲得したのはニコラス・プロスト(e.dams)。2番手にはルーカス・ディ・グラッシ、3番手にはダニエル・アプトとアウディ・スポーツABT勢が続いた。
予選2組目に入った佐藤琢磨は、1分44秒129を記録し、14番手だった。