5月16日は、ミュージシャン・作曲家で「キング・クリムゾン」のギタリスト兼リーダー、ロバート・フリップの誕生日です。
ロバート・フリップ(Robert Fripp、1946年5月16日 - )は、イギリス出身のミュージシャン、ギタリスト、作曲家。プログレッシブ・ロックの代表的バンド、キング・クリムゾンのギタリスト兼リーダーである。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第42位、2011年の改訂版では第62位。
1967年、後のキング・クリムゾンのメンバーとなるジャイルズ兄弟(マイケル・ジャイルズ、ピーター・ジャイルズ)との3人で、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップを結成して、アルバム1枚を発表する。このバンドを母体に、イアン・マクドナルドとグレッグ・レイクが参加し、キング・クリムゾンへと発展することになった。
1969年のバンド結成から現在に至るまで、ロバート・フリップはキング・クリムゾンにおける主導権を握り続けている。
そのリーダーシップと厳格な音楽への取り組みによって1960年代から1970年代のプログレッシブ・ロック・ムーブメントを支え、その語義どおりの音楽スタイルから多くのアーティストに影響を与えてきた。特に、インプロヴィゼーションを主体とした演奏方法で人気を博した。
「フリッパートロニクス」や「サウンドスケイプ」と呼ばれる自身が開発した機材のライブ音源などを収録したソロ・ワークや、リーグ・オブ・ジェントルメン、プロジェクトといった外部ユニットの作品も多数発表している。
ロックのギタリストとしては珍しく、常に椅子に腰掛けてプレイすることでも知られる。